過走行車のメンテナンスポイントと購入時のコツを解説
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中古車市場で過走行車と呼ばれている車は、メンテナンスをしっかり行うことが大切です。しかし、どこをメンテナンスすれば良いのか分からない人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、過走行車とはどのような車を指すのか、そして気を付けておきたいメンテナンスポイントをご紹介します。過走行車を購入・売却する際のコツも掲載しているのでチェックしてみてください。
目次
過走行車を選ぶ際のチェックポイント
過走行車は標準的な走行距離よりも長く走っているため、車のさまざまな部分にダメージが生じている可能性があります。はじめに過走行車の定義、そして購入時のチェックポイントから見ていきましょう。
過走行車の定義とは?
中古車市場で「過走行車」という言葉を耳にしますが、実は明確な定義はありません。近年の車は性能が高くなっているため認識の違いはあるものの、走行距離10万kmを超えた車は過走行車扱いされている場合が多いかもしれません。
全体の状態をチェック
過走行車を選ぶ際にまずチェックしたいのが、ボディや車内の状態です。前のオーナーが大切に乗っていたかどうかが現れるため、キレイな車であればしっかりとメンテナンスを行っていた可能性が高いと言えます。
販売時期をチェック
過走行車を購入する際は、販売時期ができるだけ新しい車がおすすめです。過走行車として同じように扱われている車でも、年式によって部品の劣化具合が異なるからです。
販売時期が新しければ部品の劣化が少ないと読み取れるため、不具合発生による突然の出費を軽減できます。
整備記録簿の有無をチェック
過走行車を選ぶ際に整備記録簿が残っている車であれば、より安心感が高まります。整備記録簿には過去に行われたメンテナンスの内容が明記されているため、過去の整備内容によってはたとえ過走行車でもすぐに故障するリスクは低くなるでしょう。
過走行車のメリットと注意点
過走行車は走行距離だけに注目しがちですが、悪い点ばかりではありません。過走行車を購入するメリットにも注目してみましょう。購入時に覚えておきたい注意点もご紹介します。
安く購入できる
数多くの部品から成り立っている車は、走行距離が多くなるほど耐久性が落ちることは避けられません。部品類の劣化は売却時にマイナス評価されるため、過走行車は比較的安く販売されています。車の購入費用をできるだけ抑えたい人にとっては大きなメリットです。
エンジンの調子
車は乗らずにいるとオイルが循環しなくなるため、低走行車よりも過走行車のほうがエンジンの調子が良いと言われています。そのため、ある程度長い距離を走っているほうがエンジンにとっては良いのです。
購入後はメンテナンスが必須
過走行車の購入後は、エンジンオイル交換をはじめとしたメンテナンスが必須です。性能を維持するためには部品のリフレッシュも重要となります。
たとえば、乗り心地やハンドリングに違和感を感じるようなら、足回りの部品が劣化しているかもしれません。燃費が悪い場合は点火系部品の交換時期の可能性があります。
過走行車は購入後に小まめなメンテナンスを行う必要があることを覚えておきましょう。過走行車のメンテナンスポイントを次で詳しくご紹介します。
過走行車を購入した後のメンテナンス
一般的な車よりも長距離を走っている過走行車は、次のようなパーツの交換やメンテナンスが必要不可欠です。
ヘッドライト
車の外観で目に付きやすい劣化のひとつに、ヘッドライトカバーの曇りや黄ばみがあります。過走行車をはじめ、年式が古い車はヘッドライトカバーの汚れがどうしても発生します。そのような状態で夜間や悪天候時に運転すると、ライトを点灯しても前方が暗くなり危険です。
曇ったり黄ばんだりしたヘッドライトカバーは、研磨剤が含まれている洗剤で磨くことによりキレイになります。徹底的に掃除したい場合は、整備工場にヘッドライトクリーニングを依頼すると良いでしょう。
どうしてもライトの暗さが気になる場合には、ユニットごと交換する方法もあります。
足回り
過走行車のように長い距離を走っていると、ブレーキ関係やホイールベアリングなどの劣化も見られます。とくにベアリング内部のオイルが減っていたり劣化していたりしていないか、チェックすることが大切です。
タイヤ
タイヤは走行距離や時間の経過とともに劣化が進みます。劣化のひとつは「溝の減り」です。走行距離が長くなることでタイヤの溝が減り、停止までの距離が延びてしまいます。
次に「タイヤのひび割れ」です。タイヤはゴムでできているため、劣化や紫外線などの影響で硬くなり最終的には割れてしまいます。
バッテリー
車のバッテリーには寿命があり、通常の使い方でも経年劣化で電圧が下がります。年式が古くなったり過走行車であったりすると、バッテリー上がりのリスクは高くなるでしょう。
バッテリーの寿命は整備工場などで計ってもらえますが、電装部品の作動具合からバッテリーの寿命についてある程度分かる場合もあります。
オイル
前述のとおり、エンジンオイルのメンテナンスはとても大切です。使用頻度の低い低走行車の場合は、エンジンオイルが循環することなく下部に流れ降りてしまいます。その結果、エンジンをかける度に金属同士の摩擦が発生し、エンジン内部が傷つきやすくなるのです。
一方で毎日のように走行する車はエンジンオイルがいつも循環している状態のため、エンジン始動時に摩擦が起こりにくくエンジンの調子が良くなります。
定期的にオイル交換を行っていれば、過走行車であってもエンジン性能にさほど問題はないかもしれません。可能であれば、一般的なオイルよりも耐久性の高い過走行車(多走行車)専用オイルの使用をおすすめします。
エンジン系
タイミングベルトとウォーターポンプの交換は10万kmが目安のようです。しかし、走行距離が10万kmに到達する前であっても、エンジンをかけた時やアイドリング中に異音が発生することがあります。この場合は、タイミングベルトの劣化かもしれません。
また、ウォーターポンプはエンジンの温度を保つという役割があるため、劣化したまま走行するとオーバーヒートに繋がることがあります。
過走行車の車検とメンテナンス費用との関係
過走行車にかかる車検費用は同じ車種と違いはありません。ただし、車検に伴う点検・整備時に消耗部品の交換が必要になる確率が高いと言えます。
そのため、車検やメンテナンス時に各パーツの交換や修理が多くなり、費用が高額になることは避けられません。そのままメンテナンスしながら乗り続ける場合と、廃車にして乗り換える場合との費用を比較することが大切です。
過走行車は廃車がお得?高く売却する方法
過走行車の車検やメンテナンス費用を計算してみると、廃車にして乗り換えるほうが維持費が安く済むケースがあります。廃車する方法には下取りや買取などがありますが、価格が付きづらいことデメリットです。
廃車として引き取ってもらえる場合でも廃車費用が発生するケースがあるため、お得に売却する方法を探すことが大切と言えます。
売却なら廃車買取がおすすめ
車を手放す際の売却先としては、ディーラーでの下取りや中古車販売店での買取などがありますが「廃車買取業者への売却」も一つの選択肢です。
ディーラーや中古車販売店は人を乗せて安全に走行することができる「車」としての価値で取引されるため、過走行車は査定が低くなる傾向があります。廃車にするなら処分費用がかかる場合もあるでしょう。
しかし、廃車買取業者であれば解体したパーツを「部品」としてリサイクルします。そこで得られた利益をお客様に還元しているため、過走行車であっても0円以上の買取金額に期待できるのです。
動かない過走行車でも買取可能
廃車買取業者は車そのものではなく、車を構成するひとつひとつの部品や、鉄・アルミなどの素材に価値を付けてくれます。取り外した部品や資源は、専門業者へ売却したり海外に輸出されたりします。
事故歴がある・過走行車である・動かない、などのネガティブな条件により、ディーラーや中古販売店でお値段つかなかった車は、廃車買取業車へ売却することがおすすめです。
過走行車の廃車なら廃車王にお任せください!
先にご紹介した理由などにより、廃車王では過走行車はもちろん、中古車買取で値が付かないような20年落ちなどのボロボロな状態の車でも買取査定で価格が付きます。
原則無料で引き取ってくれて廃車費用もかかりません。面倒な手続きは廃車王の専門スタッフが各管轄の運輸支局にて廃車手続きを無料代行してくれます。
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まとめ
過走行車を購入する際には、その背景とメンテナンスの必要性を知っておく必要があります。購入後に後悔しないよう、ポイントを押さえて賢く購入しましょう。
また、過走行車は売却時にも注意が必要です。一般的な売却先である中古車販売店では過走行車に高値は付きません。お得に売却をするのであれば、部品や資源に価値を見出す廃車買取業車をおすすめします。
廃車王では、価値の付かない車であって原則0円以上で買取しています。オンライン査定や電話から無料査定も可能ですので、お気軽にご相談ください。