抹消登録とは?「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の違いや手続きの方法をご紹介!
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抹消登録とは、所有している車を廃車にしたり、一時的に公道を走れなくするための手続きのことを言います。自動車の抹消登録には、「一時抹消登録」と「永久抹消登録」があり、それぞれが持つ意味合いや手続きを行う場面に違いがあります。
永久抹消登録 | 一時抹消登録 | |
---|---|---|
ケース | 廃車手続き後、二度と公道で乗らない | 廃車手続き後、ある期間は車に乗らないが、再び乗る可能性がある |
メリット | ・自動車税の請求がストップする ・ケースによっては車検の残月数に応じて重量税の還付がある ・手続きは一度で完了する | ・自動車税の請求がストップする ・手続きさえ行えば、再び公道で使用できるようになる |
デメリット | ・二度と公道で使用できない | ・重量税の還付はない ・再び乗ることになった場合でも、完全に廃車にする場合でも、再度の手続きが必要 |
そこで今回は、「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の違いや手続きの方法などについてご紹介していきたいと思います。
関連記事一時抹消登録とは?
一時抹消登録とは、文字通り一時的に車籍の登録を停止するものです。例えば、入院や長期の海外出張、「いつか人に譲りたい」などといった特殊な事情がある場合に行います。また、一時抹消登録の手続きの場合は再登録することで、再びその車を走らせることができます。
長期間車に乗らない場合、一時抹消登録を行うことで自動車税や自動車重量税といった税金や、自賠責保険の支払い義務がなくなります。年間数万円かかっているこれらの支払いが一時抹消登録によってなくなることで、かなりの節約になりますね。
さらに、自動車税と自賠責保険に関しては還付金を受け取ることができるため、事情により長期間車に乗らないという場合には一時抹消登録の手続きを行いましょう。
関連記事永久抹消登録とは?
永久抹消登録とは、中古車として販売したり、車を廃車にして処分したりする際に行う手続きです。
一時抹消登録の手続きと同様に、永久抹消登録の手続きをすることで、自動車税や自動車重量税といった税金や、自賠責保険の支払い義務がなくなります。
永久抹消登録と一時抹消登録との違いは、手続き後に再登録して再びその車に乗ることができるかどうかです。永久抹消登録を行うと再登録はできないため、一度手続きを行ったら、二度とその車に乗ることはできません。
また、一時抹消登録と同じように、永久抹消登録を行った場合も自動車税と自動車重量税の還付金を受け取ることができます。
関連記事抹消登録の手続き方法について
一時抹消登録と永久抹消登録の手続きは、管轄の運輸局にて行います。
一時抹消登録の手続き
一時抹消登録の手続きに必要な書類は次の通りです。
・車検証
・ナンバープレート
・車の所有者の実印
・上記の印鑑証明書
・一時抹消登録申請書(運輸局で入手)
上記の必要な書類がそろったら運輸局へ行って、手続きしましょう。手続き後に交付される「一時抹消登録証明書」は、再登録する際に必要となります。再発行してもらうことはできませんので、大切に保管してください。
永久抹消登録の手続き
永久抹消登録の手続きに必要な書類は、次の通りです。
・車検証
・ナンバープレート
・車の所有者の実印
・上記の印鑑証明書
・自動車リサイクル券に記載の移動報告番号
・永久抹消申請書(運輸局で入手)
・解体が完了した日付の控え
・マイナンバーカードまたは通知カード
永久抹消登録の手続きをするには、まず先に車の解体をする必要があります。もちろん解体は業者に依頼して行いますが、抹消登録手続きにナンバープレートが必要ですので、あらかじめ外して回収しておきましょう。
解体が終了したら業者から連絡がありますので、その日付を控えておきます。そして、必要な書類がそろったら管轄の運輸局へ行って手続きを行います。
関連記事廃車買取業者に依頼できる
個人で行うと面倒な永久抹消手続きは、廃車買取業者に代行を依頼できることをご存知でしょうか?廃車買取業者に依頼すれば、無料で手続きを行ってくれるほか、基本的にレッカー代もかからず、さらには処分したい不要な車に価格が付き、高額で売却できる可能性もあるのです。
ただし、中には悪質な業者も存在していますので注意が必要です。
まとめ
今回は、「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の違いや手続きの方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?抹消登録の手続きは必要な手続きである一方で、いろんな書類をそろえる手間がかかったり、手数料がかかるなど、個人で行うにはデメリットだらけです。
車の廃車・抹消登録を検討しているのであれば、ぜひ廃車王にご相談してくださいね。