車のボンネットが熱い原因とは?対処法と修理費用について
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車のボンネットが熱い原因とは、エンジンが高温になり過ぎてしまいオーバーヒートを起こしていることにあります。
車のボンネットが熱い状態のまま放置してしまうと、エンジンが焼け付いてしまうなどして、思わぬ大事故を引き起こしてしまう場合も……。
そこで今回は、オーバーヒートを起こして車のボンネットが熱くなる原因や対処方法、修理にかかる費用などについてご紹介していきたいと思います。
目次
車のボンネットが熱い原因はオーバーヒート!その症状とは?
車のボンネットが熱い場合は、オーバーヒートを起こしていることが原因だと考えられます。
通常、高温になったエンジンは冷却水やエンジンオイルの働きによって高温になり過ぎないようになっています。
しかし、冷却水やウォーターポンプの不具合などの様々な理由でエンジンの冷却が行われないと、エンジンの温度が高温になり過ぎて、オーバーヒートを起こしてしまうのです。
オーバーヒートを起こしてしまうと、次のような症状が見られます。
水温計が異常を示す
通常、エンジンをかけると、冷却水の温度を示す水温計の針は「C」と「H」の中間あたりを指します。しかし、オーバーヒートを起こして冷却水の温度が上がるほど、水温計の針は「H」に近づくのです。
水温計がついていない車の場合は、水温警告灯が点灯しますので、車のボンネットが熱い場合は確認してみましょう。
走行に違和感がある
車のボンネットが熱くオーバーヒートを起こしている場合は、走行時に違和感を覚えます。
例えば、エンジンの回転が安定しなかったり、普段よりもスピードが乗らない、アイドリングできないなどといった症状が見られる場合は、オーバーヒートを起こしている可能性があるでしょう。
異音がする
エンジンから「キンキン」、「カンカン」といったノッキング音が聞こえる場合も、オーバーヒートを起こしていることが考えられます。
また、熱くなった車のボンネット付近から「キーキー」という高い音が聞こえる場合もあります。
異臭がする
冷却水が漏れることによって、ボンネットから甘い匂いがしたり、オイルが焦げた匂いがする場合も、オーバーヒートを起こしていることが疑われます。
さらに、熱くなった車のボンネットから水蒸気や煙が出始めることもあります。
オーバーヒートを起こして車のボンネットが熱い時の対処法
オーバーヒートを起こしてボンネットが熱くなってしまった場合は、まずは安全な場所に停車させ、ボンネットを開けて熱くなったエンジンを冷やしましょう。
また、エンジンを止めてしまうと、エンジンを冷やすための冷却水が循環しなくなってしまうので、エンジンはつけたままにしておきます。
しばらく待ってもエンジンが冷却しなかったり、状態が悪化してしまう場合はもちろん、一度オーバーヒートを起こしてしまうと再度車のボンネットが熱くなってしまう可能性が高いので、ロードサービスや専門の業者に依頼して対応してもらいましょう。
また、オーバーヒートを防ぐために、定期的に点検を行うことも大切です。
オーバーヒートで車のボンネットが熱くなってしまった場合の修理費用
オーバーヒートの原因は様々で、複合的な要因で車のボンネットが熱くなってしまう場合もあります。そのため、修理費用は不具合がある部分やダメージの大きさによってことなります。
例えば、冷却水の補充のみであれば1,000円~3,000円で済みますが、ラジエーターの交換をする場合は2万円~8万円、ウォーターポンプを交換する場合は6万円~7万円と高額となります。
さらに、オーバーヒートによってエンジンへのダメージが大きい場合には、エンジンの載せ替えが必要となり、20万円以上の修理費用がかかってしまうのです。
まとめ
今回は、オーバーヒートによって車のボンネットが熱くなる原因や対処方法、修理にかかる費用についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
オーバーヒートの場合、故障の部分やダメージの大きさによって修理費用が大きく異なります。
年式が古かったり走行距離が10万キロを超えているなど、今後故障の頻度が高くなりそうな車でしたら、修理はせずに廃車買取業者に依頼して廃車にすることも検討してみましょう。