ハイエースのディーゼル車の寿命とは?
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ハイエースのディーゼル車の寿命はどれほどでしょうか?ハイエースのディーゼル車の寿命は、50万㎞ないしは100万㎞以上とも言われています。電気屋さんや建設業などプロの足としても重宝されるハイエース。
今回は、ディーゼル車のメリットやデメリットなども含めてご紹介していきます。
関連記事目次
ハイエースのディーゼル車のメリット・デメリット
【メリット1. 】燃費が良い
ハイエースのディーゼル車はガソリン車よりも燃費が良く、ガソリン車がリッター10.2kmなのに対し、ディーゼル車がリッター12.4kmとも言われています。
【メリット2. 】燃料は軽油でガソリンよりも安い
一般的にガソリンよりも軽油の方が安く販売されています。
【メリット3. 】 トルクが強い
低速域で、ディーゼル車の方がトルク(動き出しの加速のようなもの)が強いと言われています。例えば、ハイエースのような車体が重い車に重い荷物を積んでいる場合、坂道や高速道路での加速が鈍くなってしまいますが、ディーゼル車であれば力強く加速することができます。
【メリット4. 】耐久性が高い
ディーゼル車は単純構造で作られており、高圧に対応するための丈夫な設計のため、耐久性が高くなっています。
【デメリット1. 】エンジン音が大きい
ハイエースをディーゼル車にした場合、エンジンの音がうるさいというデメリットがあります。走行中に窓を開けていたり、停車している際はガソリン車に比べると音が大きくうるさいと感じてしまうことも。ただ、4型後期からはクリーンエンジンとなったため騒音や振動がこれまでよりも少なくなりました。
【デメリット2. 】オイル交換の頻度が多い
ハイエースのディーゼルターボエンジンは、基本的に半年ないしは走行距離が5,000km程度となったタイミングでのオイル交換が推奨されています。これは、ハイエースのガソリン車と比べると約2倍の頻度となります。
【デメリット3. 】AdBlue(消耗品)の補充の手間が増えた(4型後期~)
ハイエース4型後期の新ディーゼル車より環境に配慮し、排気ガスをクリーンにするための消耗品が必要になりました。ガソリンスタンドやディーラー、カー用品店などで補充可能となっていますが、走行距離約5,000kmごとに約5LのAdBlueを補充する必要があり手間が増えました。
【デメリット4. 】エンジンのインジェクター(燃料噴出部分)に不具合が起こることがある
現在の新車では改善されてきていますが、これまでのハイエースのディーゼル車はインジェクターに不純物がたまり、故障が起きることがありました。
【ハイエース】ディーゼル車はガソリン車よりも寿命が長い!?
そもそもディーゼル車とガソリン車の違いは…
・燃料が違う
・各部品がディーゼル車の方非常に頑丈に作られている
→エンジン部分だけをピックアップするとディーゼル車の方が耐久性に優れている
ただ、このエンジンの耐久性をもってディーゼル車がガソリン車よりも寿命が長いといえるかと言えばそうでもありません。エンジンに最も負荷がかかると言われている始動や再始動時には、ディーゼル車の方がその構造上、負荷が高いため、エンジン自体の寿命としてはガソリン車よりも短くなってしまいます。
つまり、ハイエースのディーゼル車は「始動や停車、再始動を頻繁に繰り返す」状況下で走るほど、劣化が早まるといえるでしょう。
ハイエースのディーゼル車の寿命
とはいうものの、ハイエースのディーゼル車の寿命は、普通車と比べると桁違いです。普通車が10万㎞前後で寿命を迎えることが多いのに対して、ハイエースのディーゼル車であれば寿命は50万㎞以上とも言われています。海外では150万㎞も珍しくないようです。
ただし、車検基準が厳しいため30万㎞で乗り換える人も多いようです。
ハイエースのディーゼル車の寿命を全うするために
ハイエースのディーゼル車の寿命は、20万㎞では折り返しと言われるくらい長いです。ただ、しっかりと日ごろから下記のような点検や部品交換などのメンテナンスを行っていることが前提条件です。
・5,000km走行→オイル交換
・1万km走行→オイルエレメント交換
・3万km走行→ファンベルト交換
・5万km走行→エアクリーナー交換
・10万km走行→ミッションオイル交換
・10万km走行→タイミングベルト交換
また、長距離を走行する機会が多い場合はエンジンオイルをこまめに交換することも大切です。