ファンベルトとは?調整や交換にかかる費用はどれくらい?
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ファンベルトとは、エンジンの起動に必要なオルタネーターやエンジンの冷却に必要なウォーターポンプなどを動かすためのベルトのことです。回転力を生み出すエンジンに取り付けられており、その動力を他の様々なパーツに伝達して動かしているのです。そんな重要な役割のあるファンベルトに不具合が生じると、当然ながら車両は正常に動かなくなってしまいます。
そこで今回は、車両にとって命綱ともいえるファンベルトの寿命や交換時期などについてご紹介していきたいと思います。
目次
ファンベルトは経年劣化する
車両を動かすために重要な役割のあるファンベルトは、ゴム製であるため経年劣化してしまうのが特徴です。長年使用していると、ファンベルトの表面にひびが入ってしまったり、裂けてしまう可能性がありますので、定期的に交換する必要があります。
また、ファンベルトが緩んでしまうと、異音が発生することに加え、外れてしまったり裂けてしまう危険があります。ファンベルトが緩んでいる場合には、調整することで解消することができます。
ファンベルトを交換しないと危険!
ファンベルトは、電気の供給やエンジンの冷却に必要な重要なパーツですので、経年劣化などによって切れてしまうと、電気を供給することができなくなってしまいます。
すると、エンジンを冷やす冷却水を循環させられなくなってオーバーヒートが起こったり、車両が停止してしまいます。万が一、走行中にファンベルトが切れてしまった場合は重大な事故に発展してしまう危険も。
ファンベルトの交換時期は?
ファンベルトの劣化や不具合を放置したままにしておくことは非常に危険ですので、定期的に交換する必要があります。ファンベルトを交換する時期の目安としては、走行距離が3万キロ~10万キロまたは、3年~に1回だとされています。
ファンベルトのメンテナンスにかかる費用
ファンベルトの交換や調整にかかる費用は、下記のとおりです。
ファンベルトの交換
ファンベルトを交換する際にかかる費用は、車種によって異なります。軽車両の場合は、ベルト代と作業工賃合わせて8,000円程度、普通自動車の場合は9,000円程度、大賀自動車の場合は12,000円程度です。
ファンベルトの調整
「ギュルギュル」などといった異音がする場合は、ファンベルトを調整することで解消できます。
ファンベルトの調整を行う場合も、整備工場などに依頼する必要があり、かかる費用はファンベルトを交換する場合と同様、車両によって若干異なります。軽自動車の場合の調整工賃は2,500円程度、普通自動車の場合は3,000円程度、大型自動車では3,500円程度が相場です。
まとめ
今回は、ファンベルトの寿命や交換時期などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?安全に車を運転するために、ファンベルトの交換の目安とされている時期にきちんと交換するのはもちろん、不具合を感じた場合は早めに整備工場などでみてもらいましょう。