3ナンバーの定義とは?5ナンバーとの違いやサイズ・税金について解説
車の基礎知識
車を購入する際などに、「3ナンバー」「5ナンバー」という言葉を耳にする機会があります。そこには具体的にどのような違いがあるのでしょうか。実は、これは車の大きさによって分類されるもので、税金への影響について誤認しやすい要素のひとつです。
この記事では、3ナンバー車と5ナンバー車の違いや見分け方、自動車税種別割や自動車重量税などの税金への影響について詳しく解説します。
無理な営業は一切いたしません!
お電話で売りたい車の
価格をすぐ確認!
【受付時間】9:00〜22:00 年中無休

簡単20秒!
売りたい車の価格を無料でチェック!
- メーカー
未選択
- 車種
未選択
- 年式
未選択
- 排気量
未選択
- 国産車
- 輸入車
目次 [閉じる]
廃車王ならどんな車も
0円以上の高価買取!
廃車王では買い取りした自動車をロスなくパーツ・部品・金属資源に換え、利益を得ているため、お客様に大幅還元致します。
さらに廃車王なら、
嬉しい3つの無料があります。
- 面倒な廃車手続きをすべて無料で代行
- 車の引き取りにかかる費用も原則無料
- キャンセル手数料も無料
WEB無料査定を申し込む
3ナンバーとは?

3ナンバーとは、自動車のナンバープレートの分類番号が3で始まる車両を指します。車両のサイズと排気量に基づいて決定される区分です。
3ナンバー車は一般的に大型で高性能な車が多く、近年ではセダンやSUV、ミニバンなどの多くが含まれます。5ナンバー車と比べて車内空間が広く、走行安定性に優れているのが特徴です。
ナンバープレートの見方

車のナンバープレートには、地名、その横に分類番号、ひらがなで表示された事業用判別文字と指定番号が記されています。まずは、それぞれの要素の意味を解説します。
地名
ナンバープレートの上の段に表示されている地名は、その自動車を使用する本拠の位置を管理する運輸局、もしくは自動車検査登録事務所の所在地域です。この地名表示は、車両の登録地や所有者の住所に基づいて決定されます。
引っ越しや転勤などで使用本拠地が変わった場合は、ナンバープレートの変更が必要になるケースもあります。地名表示は交通取締りや事故処理の際にも役立つ情報です。
分類番号
地名の横に表示されている3桁の番号は分類番号と呼ばれ、車両の種類や用途を示すものです。000番台から900番台までの分類があり、3ナンバーとはこの分類番号の先頭が「3」である車両を指します。5ナンバーは、分類番号の先頭が「5」である車のことです。
3ナンバーの「3」は乗車定員10名以下の普通自動車、5ナンバーの「5」は人の輸送に用いる小型自動車を表しています。その他に、「1」はトラックなど貨物の輸送に使われる普通自動車、「4」は貨物の輸送に用いる小型自動車といった具合に、さまざまな分類があります。
自動車の用途を表すひらがな
ひらがなで表示されている事業用判別文字は、自家用車か事業用かを区別するためのものです。例えば事業用の普通自動車の場合は、「あいうえ/かきくけこ/を」のいずれかであり、レンタカーの場合は「れ」と「わ」となっています。
自家用の普通自動車であれば、「さすせそ/たちつてと/なにぬねの/はひふほ/ まみむめも/やゆ/らりるろ」のいずれかです。「お/し/へ/ん」の4文字は、視覚的に判別しにくいなどの理由から、使用されていません。
指定番号
ナンバープレートの中央にある4桁の数字は指定番号と呼ばれ、車両を個別に識別する上で重要な情報です。こちらに関しては好きな番号も選べます。
番号が4桁の場合には、左右の2桁をハイフンでつなぎますが、3桁以下の場合は「・」で空白を埋めるというルールです。例えば「4927」というナンバーであれば「49-27」、「815」というナンバーであれば「・815」と表示されます。
3ナンバーに分類される条件とは?

3ナンバーに分類される車両の条件について、具体的なサイズと排気量の基準を見ていきましょう。これらの基準は、5ナンバー車との区別において明確なポイントです。
全長・全幅・全高と排気量
3ナンバーになるか5ナンバーになるかを決めるのは、車のボディサイズと排気量です。全長4,700mm未満、全幅1,700mm未満、全高2,000mm未満、排気量2,000cc未満という基準の全てを満たすと、5ナンバー車両に該当します。
一方これらの基準のうち、いずれかひとつでも超過した場合には3ナンバーに振り分けられるというルールです。
【5ナンバーの基準】
全長 | 4,700mm以下 |
全幅 | 1,700mm以下 |
全高 | 2,000mm以下 |
排気量 | 2,000cc以下 |
3ナンバーの代表車種
3ナンバー車の代表的な車種として、トヨタのプリウスやノア、カローラクロスなどが挙げられます。プリウスは全長4,600mm、全幅1,780mm、全高1,420mm~1,430mm、排気量は1.8Lか2.0Lで、環境性能に優れたハイブリッド車として人気です。
ノアは全長4,695mm、全幅1,730mm、全高1,895mm~1,925mm、排気量はハイブリッド車が1.8L、ガソリン車が2.0Lで、家族向けのミニバンとして支持されています。
SUVタイプのカローラクロスは、全長4,490mm、全幅1,825mm、全高1,620mm、排気量は1.8Lまたは2.0Lという設定です。
5ナンバーの代表車種
5ナンバー車の代表車種には、コンパクトカーやハッチバックが多く含まれます。例えばトヨタのヤリスは、全長3,950mm、全幅1,695mm、全高1,495mm~1,510mm、排気量は1.0Lまたは1.5Lで、燃費性能に優れた人気モデルです。
ホンダのフィットは全長3,995mm~4,095mm・全幅1,695mm~1,725mm・全高1,515mm~1,570mm・排気量1.5Lで、広々とした室内空間が特徴です。
これらの車種は、市街地での乗り回しの良さや駐車のしやすさ、経済性などが魅力です。3ナンバー車と比べると全体的にコンパクトなサイズで、燃費や維持費の面でメリットがあります。
関連記事3ナンバーと5ナンバーで税金は違う?

3ナンバーと5ナンバーでは、税金にどのような違いがあるのでしょうか。税額は車のボディサイズではなく、排気量や重量によって異なります。ここでは、自動車税種別割と自動車重量税の2種類について、それぞれのルールや具体的な金額を見ていきましょう。
自動車税種別割の場合
自動車税種別割の税額は、排気量によって決まります。そのため、「3ナンバーだから高い」とは一概にいえません。5ナンバー車は排気量が2,000cc以下と決まっているため、全体的には税額が安くなる傾向にあります。
しかし3ナンバー車でも排気量が2,000cc以下の場合は、同じ排気量の5ナンバー車と同額です。例えばトヨタのノアや日産のセレナには、サイズの違いによって3ナンバーと5ナンバーのグレードが存在しますが、排気量が同じ場合は税額も同じです。
また、電気自動車やハイブリッドカーなど環境性能が高い車には税額の軽減措置があります。一方で、新規登録から13年が経過した車の税額は高くなります。
総排気量 | 2019年9月30日までの新規登録車 | 2019年10月1日以降新規登録車 |
---|---|---|
1,000cc以下 | 2万9,500円 | 2万5,000円 |
1,000cc超1,500cc以下 | 3万4,500円 | 3万500円 |
1,500cc超2,000cc以下 | 3万9,500円 | 3万6,000円 |
2,000cc超2,500cc以下 | 4万5,000円 | 4万3,500円 |
2,500cc超3,000cc以下 | 5万1,000円 | 5万円 |
自動車重量税の場合
自動車重量税は、車両の重量に応じて課税され、新車登録時と車検時にまとめて納付する国税です。税額は0.5tごとに段階的に設定され、新車登録から13年が経過すると増額され、18年が経過するとさらに税額が上がります。
例えば車両重量が1.5tの場合、新車から12年目までは年間1万2,300円、13年目以降は年間1万7,100円、18年目以降は年間1万8,900円です。
3ナンバー車は一般的に車両重量が重いため、5ナンバー車と比べて自動車重量税が高くなる傾向にあります。ただし近年の車両設計の進歩により軽量化が進んでいるため、3ナンバーだから税額が高くなるとは限りません。
また環境性能に優れた車両には減税措置があり、電気自動車や燃料電池車は当分の間、免税となっています。自動車重量税は、購入時や維持費を考える上で重要な要素です。
車両重量 | 新規登録から13年未満 | 新規登録から13年以降 | 新規登録から18年以降 |
---|---|---|---|
0.5t以下 | 4,100円 | 5,700円 | 6,300円 |
0.5t超~1t以下 | 8,200円 | 1万1,400円 | 1万2,600円 |
1t超~1.5t以下 | 1万2,300円 | 1万7,100円 | 1万8,900円 |
1.5t超~2.0t以下 | 1万6,400円 | 2万2,800円 | 2万5,200円 |
2.0t超~2.5t以下 | 2万500円 | 2万8,500円 | 3万1,500円 |
3ナンバー車の買取は廃車王にお任せ!

3ナンバー車からの乗り換えを考えているときや不要になった車の処分をお考えの方は、廃車王へご相談ください。廃車王は、故障車や不動などでも高価買取ができるサービスを提供しています。ここでは、廃車王の高価買取の特徴を紹介します。
廃車費用を削減する3つの無料
廃車王では中古車や廃車の買取を行っており、解体が必要な廃車も手放しやすい環境をご用意しています。廃車時には廃車手続きが発生しますが、廃車王では無料で手続きを代行しているため、お気軽にお任せください。
また、廃車を手放すときは自走できない車の引き渡しなど、移動手段に困ることもあります。廃車王では積載車による引き取りを対応可能な範囲で無料対応しています。
ご相談いただいた後に予定が変更となった場合のキャンセル手数料も、廃車王加盟店に車を引き渡す前であれば発生しないため、お気軽にご相談ください。
故障車も不動車も買取可能
処分費用がかかる故障車や不動車を手放すときも、廃車王では買取が可能です。廃車王は車としての価値を失っている場合も、車両に残っている部品などから価値を生み出すことが可能です。
廃車にはまだ使える部品や金属などがあるため、解体時にそれらを取り出し中古のパーツや資源としてリサイクルできます。これらを販売することで廃車から利益を生み出せるため、廃車を仕入れとして買取できるのです。
また、廃車王は自社対応によるコストカットを行っているため、高価買取としてお客さまへ還元を行っています。
廃車王ならどんな車も
0円以上の高価買取!
廃車王では買い取りした自動車をロスなくパーツ・部品・金属資源に換え、利益を得ているため、お客様に大幅還元致します。
さらに廃車王なら、
嬉しい3つの無料があります。
- 面倒な廃車手続きをすべて無料で代行
- 車の引き取りにかかる費用も原則無料
- キャンセル手数料も無料
WEB無料査定を申し込む
3ナンバーについてよくある質問

ここでは、3ナンバーについて多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でご紹介します。ナンバー区分に関する知識を深めることで、自分に合った車選びや将来的な維持費の計画には活用可能です。
3ナンバーの条件は何ですか?
3ナンバーになるか否かは、車のボディサイズと排気量により決まります。「全長4,700mm超・全幅1,700mm超・全高2,000mm超・排気量2,000cc超」のいずれかを満たせば3ナンバーの区分です。ただし、3ナンバーだからといって維持費が高くなるわけではありません。
3ナンバーは5ナンバーよりも税金が高いですか?
3ナンバーと5ナンバーの税金の違いは、一概には断言できません。自動車税種別割は排気量によって決まり、3ナンバー車でも5ナンバー車でも同じ排気量なら税額は同じです。
自動車重量税は車両の重量で決まるものの、3ナンバー車が5ナンバー車よりも重いとは限りません。つまりナンバー区分よりも、個々の車の特性が税金に影響するのです。
まとめ

3ナンバーは、自動車のナンバープレートに表示される分類番号のひとつです。車両の全長・全幅・全高・排気量によって、3ナンバーに区分されるかどうかが決まります。
一般的に、3ナンバー車は5ナンバー車よりも車体が大きい傾向があります。しかし、自動車税種別割や自動車重量税が必ずしも高くなるとは限りません。
3ナンバー車や税額が高い車を手放したいときは、廃車王へご相談ください。無料査定は公式サイト上のWebフォームや電話、LINEから受付を行っています。全国150店舗から最寄りの廃車王が一貫してサポート致しますので、お気軽にお問い合わせください。
廃車王ならどんな車も
0円以上の高価買取!
廃車王では買い取りした自動車をロスなくパーツ・部品・金属資源に換え、利益を得ているため、お客様に大幅還元致します。
さらに廃車王なら、
嬉しい3つの無料があります。
- 面倒な廃車手続きをすべて無料で代行
- 車の引き取りにかかる費用も原則無料
- キャンセル手数料も無料
WEB無料査定を申し込む