車の「バンパー交換」をした事故・修復歴は査定に影響する?
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車の買取査定に、傷や凹みの「バンパー交換」を行った修復歴を気にする方も多いことでしょう。こちらでは、バンパーを修理・交換したことがあると査定額にどの位影響があるのか、また気を付けたい点についてお伝えいたします。
関連ページバンパーの修理・交換は「修復歴」にはならない!
はじめに、バンパーの修理・交換をしても「修復歴」にはならないということを確認しておきましょう。
修復歴があるというのは、自動車の骨格(フレーム)部分の交換や修正をした経緯があるものをいいます。車の強度を保つ部分が骨格にあたり、骨格部分に影響を及ぼし、交換や修正をすると「修復歴車」として扱われます。
それ以外の車の強度を保つ部分ではない部分の損傷は、交換をしても修復歴車とはなりません。例を上げて、どのような場合が修復歴扱いになるか説明いたします。
■車が玉突き事故にあった場合
フレーム部分が歪んでおらずに、損傷部分がバンパーだけで前と後ろのバンパーを交換したならば、修復歴車にはならないのです。
■車が横から追突された場合
ドアの交換だけでならば修復歴にはなりませんが、ドアの交換と合わせて損傷したフレームを修復したならば、修復歴がつくことになります。
「交換履歴」をきちんと保管することが重要
バンパーの交換で車買取額に大きな影響はないのですが、トラブル防止や心証を悪くしないためにもバンパー修理後の「交換履歴」をしっかり保管しておくことが大切です。
バンパー交換時にボルトを外す際に、車のボルト跡に変化が残るので、修復歴を隠して査定を依頼していると疑われるかもしれません。疑わしい車は、買取の査定額を下げられてしまいますから、修復歴車でないことを示すことができるように交換履歴を備えておきましょう。
関連記事バンパーの修理・交換による査定額への影響
バンパーは、ちょっと擦ってしまうとか、ぶつけてしまうといったことが少なくありません。バンパーの交換・修理を必要とする傷や凹みなどがあるような場合、買い取り額に影響を及ぼしてしまうこともあります。
基本的には、定められた査定基準に基づいてどの位減額するかが決まっています。
その傷や凹みの状態でどれだけ減額するかは、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)の「中古自動車査定基準及び細則」で決まっています。車買取業者は、こちらに沿って査定しますが、傷や凹み、亀裂、腐食によってもその基準が変わってきます。
チェックされる項目
●傷の大きさ・深さ
●傷の数
●再塗装の必要性
●板金の必要性
おおよその修理・交換による減額の目安としては下記のようになります。買取業者によって減額は変動します。
●カードサイズ未満 10,000円
●A4サイズ未満 10,000円~15,000円
●A4サイズ以上 20,000円~30,000円
●交換 50,000円
バンパーに付いた傷の大きさが1センチ未満なら、車買取で減額される心配はほぼありません。ただし、バンパー全体に無数の傷が見られるような場合は減額の可能性がありますので注意が必要です。
また、バンパーの評価基準には凹みや割れも該当しますので、傷以外の要因も査定額に影響をします。