車のフレーム修理は自分でできる?修理費用の目安を詳しく解説
車の基礎知識
交通事故などで車のフレームがゆがんでしまうと、修理すべきか、どこに依頼すべきか、費用や期間はどれくらいかかるのかなど、悩まれる方も多いのではないでしょうか。
車のフレームは車体の骨格部分であり、安全性に直結する重要な構造です。そのため、修理には高度な技術と専用機器が必要であり、一般的に専門業者に依頼することになります。
修理費用は損傷の程度により異なりますが、軽度であっても10万円前後、重度であればさらに高額になることもあります。修理期間も数日から1週間以上かかるケースが多く、状況によっては修理しても完全には元に戻らないこともあります。
そのため、フレームの損傷が大きい場合は、修理ではなく「買い取り」や「廃車」といった選択肢も視野に入れて検討するのが現実的です。
本記事では、車のフレーム修理は自分でできるのか、修理しないとどうなるのか、修理費用や期間の目安、信頼できる修理業者の選び方、そして修理後の注意点まで、詳しく解説します。
この記事で分かること
- 車のフレーム修理を自分で行うのは難しく、基本的に専門業者に依頼する必要がある
- 修理費用は10万円前後から、期間は数日〜1週間以上かかるケースが多い
- フレームの損傷が大きい場合は、修理よりも買取や廃車を検討するのが現実的
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車のフレーム修理は自分でできる?

車のフレーム修理を業者に依頼すると費用がかかるため、「できれば自分で直したい」と思う方は多いでしょう。しかし、フレームはいわば車の骨格に当たる大事な部分のため、ゆがみを修理するには専用の工具や高い修理技術が必要不可欠です。
場合によっては車体の下に潜り込んで作業を行わなければならないため、知識や経験のない人が修理するのは難しく、大けがにつながる恐れもあります。
以上の点から、車のフレームがゆがんでしまった場合はDIYしようとはせず、専門家に任せた方が良いでしょう。
車のフレームを修理しないことによるリスク
「少しゆがんだだけだから」「普通に走るから大丈夫」などという理由で、車のフレームを修理せずに放置するのは大きなリスクを伴います。場合によっては事故につながる危険性もあるため、車のフレームが故障したらなるべく早めに修理しましょう。
ここでは車のフレームを修理しないことで発生するリスクを3つご紹介します。
安定した走行ができない
前述の通り、フレームは車の骨格に当たる部分のため、ゆがみが生じると真っ直ぐ走行できない、凹凸のある道での揺れが激しくなる、ハンドル操作に支障を来すなど、さまざまなトラブルに見舞われる原因となります。
単純に乗り心地が悪くなるだけでなく、蛇行運転やハンドル操作ミスで接触事故や衝突事故を起こすリスクが高くなってしまいます。
また、フレームのゆがみによって車体のバランスが悪くなると左右でタイヤの摩耗度に差が生じやすくなるため、走行時の安全性や乗り心地に悪影響をもたらす危険性も高くなるでしょう。
ドアがしっかり閉まらない
車のドアはフレームに取り付けるため、フレームにゆがみが生じるとドアがしっかり閉まりにくくなります。ドアの開閉がしにくくなってストレスがたまるのはもちろん、半ドアのまま走行すると何らかの拍子でドアが開いてしまう危険性もゼロではありません。
走行中にドアが開くと、周囲の車や人に被害を与えてしまう可能性がある他、同乗者が車外に投げ出されてしまうリスクもあるため、大変危険です。
なお、フレームのゆがみ具合によっては、運転席側は問題なく、後部座席のみが開閉しにくくなるという症状が現れることもあります。この場合、フレームのゆがみの発見が遅れる可能性があるため要注意です。
車検に通らない
車検では、ハンドルを真っ直ぐに保った状態で直進した際、左右にどのくらいのズレが生じるかを測定するサイドスリップ検査が実施されます。
フレームのゆがみによって車体のバランスが崩れ、真っ直ぐ走行できない症状が発生している場合、サイドスリップ検査をパスできず、車検を通せない可能性があります。車検に通らないと公道を走ることができなくなるため、人によっては仕事や日常生活に大きな支障を来す原因となるでしょう。
なお、無車検の車を公道で走らせると、道路運送車両法違反となり6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金に処される他、無車検運行として6点の加点となり、前歴がなくても一発で運転停止30日間の行政処分が下されるため注意が必要です。
参考:『道路運送車両法』
参考:『交通違反の点数一覧表』
参考:『行政処分基準点数』
車のフレーム修理にかかる費用・期間の目安
車のフレーム修理にかかる費用や期間は、損傷の程度や修理方法、車種によって大きく異なります。軽度なゆがみであれば短期間かつ比較的低コストで済むこともありますが、損傷が激しい場合は高額な費用や長期間が必要になることもあります。
車のフレーム修理にかかる費用
修理費用は次のような目安があります。
– 軽度なゆがみの修正:10万〜30万円程度
– 中程度(骨格一部の変形):30万〜70万円程度
– 重度(大規模な修復・交換):80万〜100万円以上になる場合も
フレーム以外にもバンパーや足回り、ライト、塗装などが損傷していると、修理費用はさらに増加します。
車のフレーム修理にかかる期間
修理期間の目安は以下の通りです。
– 軽度な修理:5日〜1週間程度
– 中~重度:2週間〜1カ月以上かかるケースも
修理の工程や部品の納期、工場の混雑状況によってはさらに延びることもあります。
修理期間中に代車が必要な場合は、保険契約に応じて補償されることもありますので、事前に確認しておくと安心です。
車のフレーム修理はどこに依頼すべき?
車のフレーム修理を受け付けているところは大きく分けるとディーラーと板金塗装工場の2つがあります。それぞれ特徴やメリットが異なるため、両者を比較し、自分に合った方に修理を依頼しましょう。
ここでは車のフレーム修理の依頼先とそれぞれの特徴を説明します。
ディーラー
車の製造・販売を行っているディーラーなら、その車の詳しい構造を熟知しているため、安心して修理を任せられます。
実際の修理は提携工場に持ち込まれて行われますが、ディーラーの仕事を請け負っている工場は技術力が高く、きれいな仕上がりを期待できるでしょう。
ただ、ディーラーは純正品のみを使用して修理を行うため、社外品を使用するケースに比べると部品代や工賃が高くなりがちです。
多少割高でも仕上がりを重視したいという場合はディーラーに頼むのがおすすめですが、コストを節約したいのなら後述する板金塗装工場に依頼した方が良いでしょう。
板金塗装工場
板金塗装工場は車の修理や点検、整備に特化した工場です。あらゆる車種の修理に対応しているため、近場にディーラーがないという場合も修理に持ち込みやすいでしょう。
また、部品は純正品にこだわらず、社外品も使用するため、トータルコストを抑えられるところがメリットです。
ただ、スタッフの技術力は工場ごとの差が大きい傾向にあります。技術力やノウハウの少ない工場に依頼すると、ゆがみの程度によっては修理を断られてしまったり、修理後に何らかの不具合が生じたりするリスクがあるため注意が必要です。
車のフレームを修理するときの注意点
車のフレームをディーラーや板金塗装工場に修理に出す際は、仕上がりや査定額などについてあらかじめ注意しておかなければならないことがあります。
場合によっては修理ではなく、買取や廃車を検討した方が良いケースもあるため、以下の点に留意して修理に出すかどうか慎重に考えましょう。
完全に元通りになるとは限らない
フレーム修理をしても、新車同様の状態に戻すのは難しい場合があります。
特に多くの車に採用されているモノコック構造は、車体全体が一体化しているため、フレームの一部にゆがみがあると全体のバランスに影響を与えることがあります。
その結果、修理後に隙間やねじれがわずかに残り、走行中に異音がしたり、ドアの閉まりに違和感が出たりすることもあります。
こうした問題は不適切な修理や高度な損傷がある場合に起こりやすいため、信頼できる業者に修理を依頼することが大切です。
事故車扱いとなり査定額が下がる
フレームを修復すると、「修復歴あり(事故車)」として扱われ、査定額が下がる可能性があります。
修復歴のある車は中古市場での評価が低く、再販しづらいため、通常よりも安い金額での買取になるのが一般的です。
なお、フレームに損傷がある状態のまま査定に出した場合も、買取を断られたり、査定額がさらに低くなることがあります。
事故車を売るなら、事故車や修復歴車を専門に扱う買取業者に依頼するのがおすすめです。
修理前に必ず見積もりを確認する
同じ状態の車を修理に出した場合でも、かかる費用はディーラーや板金塗装工場によって異なります。
ディーラーや工場によってはホームページに修理費用の目安を掲載していますが、状態によって金額が大きく変化する可能性もあるため、修理を依頼する際は必ず見積もりを取りましょう。
なるべくコストを節約して車のフレームを修理したいのなら、一つの業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取り寄せ、価格を比較することが大切です。
状況によっては買取や廃車の検討もおすすめ
「完全に元通りにならないことを考えると運転するのが怖い」「修理費用が予算をオーバーしてしまう」などの状況に陥っている場合は、無理に修理しようとせず、買取や廃車も検討しましょう。
特にフレームのゆがみや損傷が激しい場合、修理して乗ったとしても、不具合が生じるリスクはゼロではありません。一見気付かない不具合が大きな事故につながる危険性をはらんでいます。
なお、買い取りの場合はフレームがゆがんだ状態でも査定に対応してくれる廃車買取業者に依頼すると良いでしょう。
まとめ
車のフレームがゆがむと、真っ直ぐ走れなくなったり、凹凸がある道での揺れがひどくなったりと、さまざまな問題が発生する場合があります。走行中に事故を起こすリスクも高くなるため、フレームがゆがむような事故や自損を起こしたら、早急に修理しましょう。
ただ、修理したとしても完全に元通りになるとは限りませんし、修理費用が多額になる可能性も少なくありません。安全性や経済性を考慮し、フレームを修理せずに廃車または買取を検討した方が良い場合もあるでしょう。
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