軽自動車、何年乗り続けられる?長持ちさせるためには
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普通車に比べると車体価格も比較的リーズナブルな軽自動車は、燃費や税金などの維持費も安く幅広い層から選ばれています。
軽自動車は、どの位乗ると「乗りつぶした」ことになるのでしょう?メンテナンスをしっかりと行えば10年以上乗り続けることができますので、長持ちさせるコツについても紹介します。
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「軽自動車は普通車に比べて、寿命が短い」といわれています。どのくらいで乗りつぶすといえるのでしょうか?目安となる走行距離と年数をお伝えします。
普通自動車の車の寿命は、メンテナンスを欠かさずていねいに乗っていた車であれば、一般的には15~20年が目安となります。走行距離であれば、15万~20万キロほどが目安となります。
軽自動車は、ボディサイズの制限があり、なおかつ低燃費を実現させるために軽量化した車であるために、普通車よりも各部品の耐久力が犠牲になっています。
そのため、寿命は普通車の70~80%程度といわれていますので、軽自動車では新車登録から12年、走行12万キロが目安です。
実際には、オイルなどの消耗品や必要な部品を定期的に交換し、メンテナンスをきちんと行うことで、新車から20年、走行20万キロに達してもまだまだ走れます。
軽自動車協会のHPによると、2020年の軽自動車の平均使用年数は、15.20年です。
年々、平均使用年数は右上がりに伸びていっています。
これは、部品の精度が格段に向上し、軽自動車でも耐久性が向上していっている点が大きな理由と考えられます。
とはいえ、「修理や部品交換で修理代が高くなり、故障リスクが高くなる」頃があります。
新車が販売されてから、車の関連部品が製造廃止となるのは、10年程度とされています。
それ以降は新たに部品が製造されずに、部品在庫はどんどん減少していきます。
そのため、修理や部品交換が必要になった場合には、部品を確保することが難しくなるため、修理代が予想以上に高くなることも考えられます。その状態までいったら、「乗りつぶした」といって良いでしょう。
車を手放すタイミング
車を手放す主なタイミングとしては、4つあります。メンテナンス費用負担と車買い替えのメリットを検討した結果、車検が切れるタイミングで乗り換える方が多いです。
・車の買い替え査定
車の価値は5年で半額、10年でほぼ0になってしまいます。買取の価値があるうちに買い替えを考えるのは、経済的なメリットがあります。
・自動車税のアップ
新車登録から13年を超えた車は、自動車税・自動車重量税が高くなります。さらに13年目だけではなく、18年目からも税額がアップします。
・部品交換の費用
10年、10万km超えの車の交換部品としては、タイミングベルトを始め交換が必要になる部品が増えます。また、部品の経年劣化で燃費が悪くなるでしょう。
・車検を迎える
車検費用は、部品代の交換が必要になるほど高くなります。車検直前なら、車検代を払う前に手放すことができます。
長持ちさせるためのコツ
普通車に比べてやや短くとも、せっかく購入した軽自動車の寿命を伸ばすためのコツがあります。
車体としての寿命は、「メンテナンスを欠かさずに行う」「ていねいに運転する」にかかっています。
◎メンテナンスで交換をした方がいいもの
エンジンオイルの交換
タイヤ交換
CVTフルードの交換
◎ていねいな運転
急発進はせず、「走り出しはゆっくり」
急発進・急加速・急ブレーキ・急ハンドルなどはNG
お気に入りの車のメンテナンスをしっかりやることで、長く乗り続けることができます。
一方、走行距離が長くなったり年数が経過するほど、車は劣化していき、故障するリスクも高まり、修理に出す頻度も多くなりがちです。
車の寿命は、車の使用状況やメンテナンスで大きく違ってきますが、その車を維持することがコスト面で見合わないと所有者が判断して、手放す決意をした時といえるのではないでしょうか?