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車の寿命の走行距離は?何年乗れる?走行距離の限界や年数の目安を解説!

車の寿命は走行距離と年数から知ることができます。今乗っている車の寿命が気になり、車の買い替えや中古車購入を検討している人もいるのではないでしょうか。

今回は車の寿命目安となるポイントとその理由、寿命と判断した場合の対応の仕方をご紹介します。

車の寿命は何年・何万km?

車の寿命とされる走行距離は10万Km/寿命とされる年数は13~15年ほど

車の寿命は車種や年式、乗り方や日頃のメンテナンスによって変わりますが、一般的な目安はどのくらいなのでしょうか?近年の車は性能が良くなったことにより、寿命が確実に延びています。ここでは、車の寿命とされる走行距離と年数を見ていきましょう。

寿命とされる走行距離

なぜ寿命とされる距離が10万Kmなのか?消耗品のトラブルが起きやすくなるから/市場価値が大幅に下がるから

車は走行距離10万kmを超えるとトラブルが起きやすくなると言われています。たとえば、ベルトやブーツ類、ブレーキホースやスパークプラグなどの消耗品は交換時期を迎えているでしょう。

定期的にメンテナンスを行っている車であれば問題ありませんが、これらを交換するためには費用がかかります。そのため、安全面や出費を考慮して10万kmで車を買い替えるケースが多くなっているようです。

また、走行距離10kmを超えた車は市場価値が大幅に下がる傾向があります。買取金額が下がる前に売却して新しい車に乗り換える、というタイミングでもあるのです。

寿命とされる年数

寿命とされる年数が13年程度の理由は、税金が高くなるから。新規登録から13年経過すると自動車税・軽自動車税と自動車重量税が上がる

一般財団法人の自動車検査登録情報協会の調査によると、令和2年(2020年)の普通乗用車の平均使用年数は13.51年でした。同じように軽自動車協会では、同年の軽自動車の平均使用年数が15.20年であると公表しています。

この数値から車の寿命とされる年数は13年~15年ほどが目安ということが分かりますが、メンテナンスをしっかり行っていれば20年以上乗り続けることも可能です。

ではなぜ平均使用年数が13年程度なのでしょうか。それは税金がひとつの理由となっています。新規登録から13年数を経過した車は自動車税・軽自動車税と自動車重量税がアップするのです。

毎年支払う自動車税や車検時に支払う重量税が増えると、生活に負担がかかるのは間違いありません。13年を目途に車を買い替える人が多いのは、このためと言えます。

車の寿命を延ばすには点検とメンテナンスが大事

車の寿命を延ばす点検とメンテナンス方法は、洗車しながらタイヤもチェック/定期的なエンジンオイル交換/切れる前にタイミングベルトの交換/古くなったバッテリーの交換/すり減ったタイヤの交換/純正パーツは徐々になくなる可能性も

車の部品はほぼ全てが交換可能です。エンジンの不調やボディの破損でも交換・修復ができます。車は壊れた部品を交換し続ければ半永久的に乗り続けることができるでしょう。

しかし、メーカーの部品供給が終われば交換はできなくなり、故障してもすぐに修理ができない場合もあります。そのため車の定期点検やメンテナンスは怠らないようにしましょう。

洗車しながらタイヤもチェック

車の所有者が簡単にできる点検としては、洗車しながらのタイヤチェックです。洗車することで車を清潔に保つことができるのはもちろん、汚れを落とすことでボディに付いた傷やタイヤの空気圧を詳しくチェックできます。

定期的なエンジンオイル交換

エンジンオイルは減少したり劣化したりすると、エンジンの故障につながります。エンジンオイルの種類や運転・走行状況によっても異なりますが、交換は5000~1万kmもしくは3か月~半年程度が目安とされています。

オイル残量は自分でチェックすることができるため、適度な走行距離や期間で定期的にエンジンオイルを交換しましょう。また、オイルエレメントを交換してオイルを清潔に保つことでも車の寿命を伸ばすことができます。

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切れる前にタイミングベルトの交換

タイミングベルトとは、エンジンのクランクシャフトと吸気・排気バルブの開閉に関わる重要な部品です。前兆がなく突然切れることが多いため、切れる前に交換する必要があります。

昔からあるゴム製のタイミングベルトであれば、10年・10万kmが交換目安です。近年主流になっているタイミングチェーン(金属製)は30万kmまで使えるとされているため、ほぼ無交換で良いと言えるでしょう。

いずれにしてもタイミングベルトは消耗品であるため、定期的な点検や必要に応じて交換することで車の長寿命化につながります。

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タイミングベルトの寿命は?交換時期や交換費用の目安を紹介

古くなったバッテリーの交換

バッテリーは2年~3年ごとに交換するのが一般的です。バッテリーの交換にかかる費用は、バッテリー本体料金+工賃2,000円程度が目安となります

バッテリーは安い製品が数多く出回っていますが、仮に安物のバッテリーを使ってトラブルが起きると純正品のバッテリーを買うよりも高い修理費用が発生することも考えられます。

また、バッテリーは使用しないと逆に寿命が短くなるため、可能な限り車を動かしてバッテリーの高寿命化を図りましょう。

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すり減ったタイヤの交換

タイヤの寿命は走行距離や路面状況、保管方法などにより変化します。メーカーは4~5年の交換を推奨していますが、安全面で考えるとスリップサインが交換目安となります。

すり減って溝が無くなタイヤで走ると制動距離が長くなり、スリップしやすくなるため危険です。仮に整備不良で警察に止められると、反則金9,000円・違反点数2点が科せられます。当然ですが車検も通りません。

またタイヤはゴム製品ですから、経年劣化は避けられません。直射日光に当たる場所での保管はより劣化を早めてしまいます。劣化によるひび割れが発生した場合は、走行中にバースト(破裂)する危険性もありますので早めの交換を検討しましょう。

純正交換パーツは徐々になくなる可能性も

メーカーによって多少異なりますが、車の部品は10年ほど在庫として保管しています。しかし、そのモデルにしか使わない専用部品や改良前の部品などは新たに生産する必要がないため、徐々になくなる可能性が高いでしょう。

人気の高いモデルは互換パーツが販売されることもありますが、純正パーツは年数が経てば経つほど手に入りにくく交換や修理が難しくなります。定期的にメンテナンスを行い、より良いタイミングで部品交換を行うのが得策です。

車を寿命まで乗り潰す人は多い?

近年では車は次々買い替えていくよりも、一台の車をできるだけ乗り続ける人が増える傾向にあります。その背景には何があるのでしょうか?

車の耐用年数が伸びた

近年の車は塗装技術の向上により、塗装が簡単に劣化することはありません。さらにエンジンの性能や技術も良くなっているため、同じ車を乗り続ける人が増えています。

また、車種によっては走行距離10万kmを超えても中古車としての価値がある場合があり、状態によっては高く売れることもあります。車の耐久年数が伸びたことで、車を寿命まで乗り潰す人が増えているのです。

海外で高く売れる

近年では、ある程度乗り潰した車であっても高く売れるようになりました。この背景には海外販路の拡大があります。

我々日本人は当然のように日本車を購入して乗車しているため、日本車がいかに優れているかを知る機会が少ないのです。日本車では当たり前のエアコンやカーオーディオ、パワーウィンドウなどの装備は海外ではほとんどがオプションで、それなりの金額が発生します。

かつては10年乗れば全く売値がつかないことが当たり前だった中古車事情ですが、海外での需要が高まり、今では国内新車販売台数の約3分の1が海外に中古車として輸出されているのです。近年中古車が10年、10万kmを超えていても高く売れる背景にはこのような需要があるからなのです。

車が寿命だと感じたら買い替え?修理?

車は部品の在庫がある限り、交換したり修理したりすることで半永久的に使うことができます。しかし、生産から年数が経てば経つほど交換部品の在庫の減少により修理代が高くなったり、性能の低さが気になったりとデメリットが出るのも事実です。

車の寿命を感じた時、買い替えを選ぶか修理を選ぶかは、費用や性能面を考慮してから決めましょう。

買い替えるかは修理費用次第

車の寿命の根幹となるエンジンを交換するには、何十万円もの多額の費用がかかります。ボディの破損や他の部品の故障にもそれなりに修理・交換費用が必要です。まずは、多額の費用を掛けてでも乗り続けたい車なのかを考える必要があるでしょう。

比較的状態の良い車であれば中古車として高く売れる可能性もあるため、買い替えによって高性能な車を安く手に入れられるかもしれません。修理費用の見積もりや売却の見積もりを取って比較してみましょう。

金額だけでなく安全性も考慮する

修理費用や買い替えの費用を比較することはもちろん大切ですが、年式の古い車は安全性に不安が残るという方も多いのではないでしょうか。基本的なスペックとしての安全性だけではなく、修理・交換が不十分な部品や劣化が近い部品などでの走行への不安を取り除くことも重要です。

事故や突然の故障を防ぐためにも、経済面だけではなく安全面もしっかりと考慮したうえで車を買い替えるか修理するかを判断しましょう。

寿命の車は廃車王におまかせ!

中古車としての価値が低い不動車は、廃車にするのがおすすめです。廃車王では引き取った車を解体して中古部品や資源として販売することで利益を得ています。そのため、動かない事故車や年式の古い車であっても原則0円以上の高価買取を行うことが可能です。

また、廃車の引き取りや自動車税・自賠責保険の還付金などがある場合の手続きも無料で代行しています。車の寿命を感じて買い替えを検討している方は、ぜひ廃車王までご相談ください。

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まとめ

車の寿命は走行距離や年数などを目安にすることもできますが、部品を交換し続ければ乗り続けることもできます。修理や交換を繰り返して乗り続けるか手放すかは自由ですが、手放す場合でも良い状態を保っていれば高く売れる可能性があるため、定期的なメンテナンスは大切です。

廃車王では寿命となった車を処分するのではなく、中古部品や資源として活用しています。そこで生まれた利益をお客さまに還元することで、高価買取が実現できるのです。引き取りや手続きも無料で代行しておりますので、寿命がきた車を廃車にする際は廃車王におまかせください。