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車は10年で乗り替えが必要?寿命の目安や長く乗るためのコツとは?

車は10年で乗り替えが必要なのでしょうか?

車は大きな買い物であるため、できれば10年以上乗り続けたいという方も多いかと思います。

ただ、こまめな点検やメンテナンスを行っていても、部品やパーツの経年劣化は防ぐことはできません。長く同じ車に乗り続けるためには、様々なことに気を付ける必要があります。

今回は、車の寿命の目安や、より長く乗るためのコツについてご紹介していきます。

 

【車は10年で乗り替えが必要?】車の寿命とは?

車の寿命を考える上で、よく出されるのが、車の「平均使用年数」や「走行距離・耐用年数」です。ここでは、この二つの視点から見ていきましょう。

 

車の平均使用年数は10年以上の“13.26年”

平均使用年数とは、車を購入してから廃車にするまでの期間を指しており、車が使用できない状態だけでなく、乗れる状態ではあるが手放した場合も含まれています。

車の平均使用年数は、10年ではなくその上を行く“13.26年という調査結果が出ています。(2019年の自動車検査登録情報協会の調査より)

 

車の寿命は走行距離・耐用年数が判断基準?

車のエンジンは、走行距離が10万kmを超えると不具合が生じやすいと言われているため、この走行距離が寿命の目安であると認識している方もいらっしゃることでしょう。しかし、同じ年式の車であっても、使用状況やメンテナンス状況が異なるため、走行距離だけで寿命と判断することはできません。

また、車のメーカーによって製造される純正の部品が、在庫として保有する期間を10年と法律で定められてはいますが、10年ですぐに使用不可になるということではありません。

一方、車を資産として使用できる期間とされている耐用年数は、普通自動車では6年、軽自動車では4年と法律で定められています。ただ、耐用年数は資産としての価値を示しているだけなので、実際に使用できる年数とイコールというわけではありません。

このように、車の寿命を考える指標はいくつかありますが、全て車の寿命を明確に示す基準ではないと言えます。

 

【車は10年で乗り替えが必要?】寿命の目安とは?

●タイミングベルトの劣化:走行距離が10万㎞程度での交換が推奨されている
●エンジンの故障:パーツだけでなくエンジン全体の交換となると高額な費用がかかる
●バッテリーあがり:この場合エンジンがかからず、走行不可になる
※バッテリーは車を毎日動かすことで寿命が長くなります。
●タイヤの摩耗:少なくとも5年に一度は交換が必要
これらの症状が現れた場合、交換や修理が必要になります。そのため、そのタイミングで車の買い替えや乗り替えを検討する人も多くなっています。

 

【車は10年で乗り替えが必要?】より長く乗るためのコツ

車を10年以上乗り続けるためには、定期的な点検やメンテナンスが必要です。中でも、エンジンオイルの交換やオイルフィルターはこまめにチェックすることが大切です。

 

エンジンオイルの交換

エンジンオイルは空気に触れると劣化が進むため、半年に1回のペースでの交換が必要と言われています。また、走行距離の目安は、5,000kmと言われています。

 

オイルフィルターのチェック

オイルフィルターとは、エンジンオイルに含まれている不純物を取り除き、エンジンの動きを円滑にしてくれるものです。1年に1回はオイルフィルターを交換することをおすすめします。

 

【車は10年で乗り替えが必要?】まとめ

車は10年で乗り替えるというような年数での寿命は実はありません。故障やパーツ交換が必要になって、その費用が車の維持に釣り合わないと感じたなら、その時が寿命と考えて良いでしょう。

☑車の寿命の目安
・タイミングベルトの劣化
・エンジンの故障
・バッテリーあがり
・タイヤの摩耗

☑車をより長く乗るためのコツ
・エンジンオイルを半年に1回交換
・オイルフィルターを1年に1回交換

是非、参考になさってくださいね!