今どきの車は、走行距離20万キロは余裕で走れる？

車の走行距離が20万キロとなると、一般的な寿命と言われる走行距離の目安10万キロの倍です。

最近の車は耐久性が上がっているとはいえ、走行距離が20万キロを超えてもまだ走ることはできるのでしょうか？処分するとしたら、お得な方法があるのでしょうか？20万キロ超えの愛車をこの先、どうするかについてお悩みの方に考えるポイントをお伝えいたします。

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20万キロ以上でもまだ余裕で走るには？

20万キロ以上を走っていても、エンジンを含め各部のメンテナンスをしっかりと行い、部品の交換を行えば、まだまだ乗ることができます。

気に入った愛車であれば、もっと乗り続けたいとお思いになることでしょう。

車がこの先も長く乗れる状態であるならそれに越したことはなく、買い替えの費用もかからないのでコスパが良い場合も多いです。

そうした車は処分をせずに、多少費用をかけてでも乗り続けるのは間違った選択ではないでしょう。

国内でいえばタクシーなどでは、40万キロなどを走行してもまだ乗っていることも多く、まして海外では走行距離20万キロ、30万キロは当たり前です。

車は走ることで部品を消耗し、長距離を走らせるほど部品は摩耗・劣化していきますので、走行距離が20万キロを超えてくれば以下のような部品交換や整備に気を付けた方が良いでしょう。

 エンジンオイルの交換
 タイミングベルト交換
 エンジンベルト
 ドライブシャフト
 ウォーターポンプ
 バッテリー交換
 タイヤ交換

走行距離20万キロ車の車検費用

20万キロを超えてもまだまだ走れそうであれば、修理やメンテナンスで維持していくことはできます。けれども、20万キロ車の車検費用は高額になります。というのも、部品交換が必要とされる場合も多く、部品の代金や作業費用などで車検費用はかなり高額になってきます。

エンジン回り、足回りなどの部品を10万キロ、10年目の段階でも部品交換や整備をしたという覚えがあるかもしれません。

20万キロ、20年目でもこのような部品交換が必要とされる場合も多く、その分車検費用はかなり高額になってきます。

また車検は、自動車が安全に走行できるかを検査するものであることから、部品の劣化で安全性に不安がある場合には、通らないこともあります。

20万キロ走行車の処分をお得にするには？

長い間、ともに過ごしてきた愛車を手放したくない！という思う方も多いことでしょう。

走行距離が20万キロを超えるとなると、需要がなくなり中古市場で売るのは難しく、下取りしても車の価値はほとんどないでしょう。また、逆に処分をするのに廃車費用がかかってくるのではとお思いになる方も多いと思います。

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しかし、走行距離20万キロ超えの車買取りをしてもらえる業者もいます。海外へ中古車や廃車を輸出している業者です。

海外では、20万キロ超えでもまだまだ中古車として利用できる車として判断されます。また、日本の中古車は、海外では状態が良く保たれていると認知されていることもあり、「海外輸出」を行っている中古車買い取り店なら売却しやすく、買取価格もつきやすいのです。

また、どうしても値段がつかない場合でも、「部品取り」の需要があります。古い車を解体し、まだ使える部品だけを取り出してリサイクルすることができるので、そうした廃車専門業者に買取りをしてもらうという方法もあります。

運転していて不具合を感じたり、修理や交換の見積もり金額があまりに高額になった時には、思い切って手放すことも必要です。

愛車を廃車することになっても、損をせずお得に廃車買取をしてもらう方法もありますので、検討してみてはいかがでしょうか？