車がまっすぐ走らない原因や対処方法を分かりやすく紹介
車の基礎知識
車がまっすぐに走らず、不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
通常、ハンドルを中央に戻せば車はまっすぐ進みます。しかし、タイヤの空気圧の偏りやホイールアライメントのずれなどが原因で、まっすぐ走らないことがあります。放置しておくと、いずれ大きな故障や事故につながるリスクが高まるため、早めの対処が必要です。
本記事では、車がまっすぐ走らない原因を8つ紹介し、その車に乗り続けることの危険性や対処法を解説します。
この記事で分かること
- タイヤやブレーキ、ボディなどのトラブルで、車がまっすぐ走らないことがある
- 走行性能が低下した車を運転し続けると、操作が不安定になり、事故のリスクが高まる恐れがある
- まっすぐ走らない車の修理は高額になる傾向があるため、買い取りや廃車も検討すべき
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車がまっすぐ走らない原因

車がまっすぐ走らない原因は、いくつか考えられます。タイヤの状態やホイールアライメントのずれ、ブレーキオイルの不具合など、さまざまな原因が影響している可能性があります。まずは何が原因で走行性能が低下しているのかを理解し、適切な対処ができるようにしましょう。
ここでは、車がまっすぐ走らない原因を8つ紹介します。
1. タイヤの空気圧がバラついている
タイヤの空気圧にバラつきがあると、車がまっすぐ進まなくなる可能性があります。
タイヤは基本的に同じ空気圧になるよう整備されていますが、走り続けると次第に空気が抜けてしまいます。一部のタイヤだけ空気圧が低くなると、ハンドルをまっすぐにしていても、そのタイヤの方向に車体が流れてしまうのです。
また、タイヤの空気圧に偏りがある状態で走行し続けると、タイヤがすり減って寿命が縮んだり、燃費や走行性能の悪化につながったりする可能性もあります。
タイヤは消耗品であり、定期的な点検が必要な箇所です。月に1回程度、ガソリンスタンドなどの業者で空気圧をチェックしてもらいましょう。
2. ホイールアライメントが狂っている
ホイールアライメントが狂っているのも、車がまっすぐ走らない原因の一つです。
ホイールアライメントとは、タイヤの取り付け角度や向きを正常な位置に調整することです。調整作業が適切な位置で行われていれば車は安定して走行できますが、縁石への衝突や事故、タイヤの劣化などが原因でホイールアライメントがずれることがあります。
ホイールアライメントの調整には、専用の器具が必要です。そのため、車を購入したディーラーや修理工場で状態を確認してもらい、適切な位置に調整してもらいましょう。
修理費用は調整方法によって異なりますが、一般的な相場は3,000円~3万円ほどです。
3. タイヤが摩耗している
タイヤの摩耗が進むと、車が意図しない方向に流れてしまう場合があります。摩耗とは、タイヤの表面が摩擦によってすり減ってしまうことです。
タイヤは、走行中の路面との接触で起こる摩擦や、事故時の急ブレーキなどで徐々に溝が浅くなってしまいます。左右どちらかのタイヤの空気圧に差があったり、ホイールアライメントが狂っていたりすると、特定のタイヤだけが偏ってまっすぐ走れなくなります。
どのタイヤに摩耗が起きているか見分けるには、専門的な知識が必要です。業者に点検を依頼し、タイヤの摩耗が進行していないか確認してもらいましょう。
4. ハブベアリングが壊れている
ハブベアリングが故障すると、車がまっすぐ走らなくなることがあります。ハブベアリングとは、タイヤを正常な位置でスムーズに回転させるために不可欠な部品です。しかし、事故や経年劣化で故障すると、タイヤが正常な位置で回転せず走行時の安定性が低下します。
ハブベアリングの故障は、走行性能の低下だけでなく、走行中に振動や異音が発生する原因にもなります。症状が悪化するとタイヤが回転しなくなって自走できなくなるリスクが高まるため、早めに業者で状態を確認してもらいましょう。
5. ブレーキキャリパーが固着している
ブレーキキャリパーの固着で、車の走行性能が低下している可能性があります。ブレーキキャリパーとは、ブレーキパットを押し出してタイヤを制御する役割を果たす機能です。しかし、長年の仕様で汚れが蓄積すると、動きが悪くなってブレーキがかかったままの状態になってしまいます。
この状態になると、ブレーキが片側だけ強くかかったままになり、車が左右どちらかに引っ張られてしまう可能性があります。まっすぐ走れなくなるだけでなく、アクセルを踏んでも思うように加速しないといったトラブルが発生するリスクもあるため、早めに業者に点検・修理を依頼しましょう。
6. ブレーキオイルにエアがたまっている
ブレーキオイルにエアがたまっているのも、車がまっすぐ走らない原因の一つです。ブレーキは、ブレーキオイルの圧力がかかることで作動し、車が停止します。しかし、エアが混入すると油圧がうまく伝わらず、走行性能が低下してしまいます。
また、ブレーキオイルにエアがたまると、ブレーキの効きが悪くなる可能性があるため注意が必要です。ブレーキ機能の低下は、巻き込み事故や衝突事故などの重大な事故を引き起こす原因にもなります。エアを抜くことで症状が改善する場合があるため、異常を感じたらすぐに業者に状態を見てもらいましょう。
7. 車のボディが歪んでいる
事故などで車のボディが歪むと、まっすぐ走行できなくなる可能性があります。近年の車は、事故時の衝突をボディ全体に均一に分散する「モノコック構造」を採用しています。
しかし、強い衝撃を受けるとフレームに歪みが生じ、足回りのバランスが崩れてしまうリスクがあります。通常、タイヤの空気圧やホイールアライメントを調整すれば走行は安定します。しかし、ボディに歪みがあると、どれだけ細かく調整しても真っ直ぐ走ることはできません。
ボディの歪みは目視しただけでは分かりにくいため、プロの目でしっかり確認・修理してもらいましょう。
8. センサーやレーダーが故障している
センサーやレーダーの故障で、車の走行に不具合が出ている可能性があります。近年の車には、設定した速度で運転してくれるクルーズコントロールや、車線をキープするレーンキーピングアシストなどの機能が搭載されています。
これらの機能が正しく作動するのは、内部のセンサーやレーダーが正常に機能しているためです。しかし、トラブルが発生するとアシスト機能が意図しないタイミングで発動し、車がまっすぐ走らなくなる場合があります。
正常な運転中にアシスト機能が作動して車の走行がふらつく際は、ディーラーや修理工場で状態を確認してもらいましょう。
まっすぐ走らない車に乗り続けるのは危険!
結論からお伝えすると、まっすぐ走らない車に乗り続けるのは危険です。「まだ自走できるから大丈夫」「短い距離しか運転しないから問題ない」と考えて放置すると、大きな故障や事故、思わぬ整備不良につながる可能性があります。
ここでは、まっすぐ走らない車に乗り続けることで生じるリスクや具体的な問題について解説します。
故障や重大な事故につながる
まっすぐ進まない車に乗り続けると、車の故障や重大な事故につながる可能性が高まります。例えば、ブレーキにエアがたまってまっすぐ走れない場合、放置しておくと次第にブレーキの効きが悪くなる危険性があります。ブレーキをかけられないと、他の車両や歩行者、障害物に衝突してけがや死亡事故につながる恐れがあるため、違和感を覚えた時点で早めに修理しましょう。
ブレーキに限らず、他の箇所のトラブルが原因で走行が不安定になっている場合があります。「まだ運転できるから修理はまだ先で良い」と思わず、すぐに業者に点検を依頼することが大切です。
整備不良に該当する可能性がある
車がまっすぐ走らない状態を放置すると、整備不良と見なされる場合があります。道路交通法第六十二条「整備不良車両の運転の禁止」では、他人に迷惑を及ぼす恐れのある車両での走行を禁止しています。もし違反した場合は、以下の罰則が科せられるため注意しましょう。
違反の名称 | 点数 | 罰則金(普通車) |
整備不良制動装置等違反 | 2点 | 9,000円 |
整備不良尾灯等違反 | 1点 | 7,000円 |
整備不良は、取り締まりを受けて初めて認識する場合もあります。事故や罰則を回避するためにも、異常を感じたらその車での運転を控え、早めに点検・整備を行いましょう。
外部サイト車がまっすぐ走らないときの対処方法
車が意図しない方向に進んでしまうのは、ブレーキ周辺やタイヤ、ボディなどに何らかのトラブルが発生しているためです。これらのトラブルは修理で直る場合もありますが、長年の運転で車が劣化している場合は、買い取りや廃車を検討した方が良いケースもあります。
ここでは、まっすぐに走らないときの具体的な対処法を3つ紹介します。
修理に出す
車の走行が不安定になってきたら、まずは修理に出しましょう。車が左右どちらかに偏ってしまう原因に、特定のタイヤの空気圧の低下やボディの変形などが挙げられます。何らかのトラブルが起きていないか、プロに点検してもらいましょう。
タイヤの交換が必要な場合、安いものだと5万円以下で対応できる可能性があります。ボディ調整などの大がかりな修理は、費用が高額になる傾向があるため、保険を使った修理も検討しましょう。
ただし、保険を使うと等級が下がって翌年度の保険料が上がる可能性があります。修理の金額と保険料のバランスを考慮し、どちらが長い目で見て安く済むのか判断しましょう。
買い取りを依頼する
修理代が予想以上に高かった、もしくは新しい車に買い替えたい方は、買い取りを依頼するのも一つの選択肢です。一時的な購入費用はかかりますが、修理を繰り返してお金を払い続けるよりも、新しい車に買い替えた方がトータルコストを抑えられるでしょう。
ただし、まっすぐに走らない車や、車体の劣化が激しく進んでいるケースでは価値が低いと見なされて査定額が下がる可能性があります。業者によっては、買い取りが難しいと判断される場合もあるため注意しましょう。
中には、部品ごとに価値を評価して買い取ってくれる業者もあります。まずは査定を依頼し、売却が可能か確認してみると良いでしょう。
廃車にする
修理や買い取りが難しい場合は、廃車を検討しましょう。まっすぐ走らない車や重大な故障がある車は、買い取りできたとしても追加で処分費用が発生することがあります。処分費用が余計な出費になる場合もあるため、経済的な負担を軽減するためにも廃車を選択した方が良いでしょう。
特に、ボディのフレームが変形している場合は、修理しても長持ちしない傾向にあります。まっすぐ走らない症状が繰り返し起こる可能性もあり、結果として大きな事故につながる場合があるのです。
廃車買取業者に相談すれば、走行に問題がある車でも買い取ってくれる場合があります。一度相談してみましょう。
まとめ
車がまっすぐ走らない原因には、タイヤの空気圧の偏りや摩耗、ブレーキやボディのトラブルなどが挙げられます。
アシスト機能を搭載している車の場合、センサーやレーダーなどの不具合も走行性能が低下する要因の一つです。そのまま乗り続けると事故や整備不良につながる恐れがあるため、修理や買い取り、廃車のいずれかで適切に対応しましょう。
まっすぐ走らない車の廃車を検討している方は、ぜひ廃車王の無料査定をご利用ください。どのような状態の車でも0円以上で買い取ります。