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車を傷つけられたときの対応手順を4ステップで徹底解説

駐車場や路上で車に傷を付けられた場合、どのように対応すれば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。対応手順を知らない場合、犯人が分からず修理費用を請求できない可能性があります。泣き寝入りとならないよう、適切な対応手順を理解しておきましょう。

本記事では、車に傷が付く3つの原因や対応手順、時間がたってから傷に気付いたときの対応などを解説します。「知らないうちに傷が付いていて悩んでいる」「警察を呼ぶべきなのか」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること

  • 車を傷つけられたと判明したらまずは警察に連絡する
  • 保険金を受け取る場合は、警察発行の交通事故証明書が必要
  • 他人の車を意図的に傷つける行為は罪に問われる

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車が傷つけられたときに考えられる原因

傷が付いて大きくへこんだシルバーの車

車に傷が付く原因はさまざまですが、主に駐車場や路上での当て逃げやドアの接触、悪意のあるイタズラ、走行中の飛び石の可能性が考えられます。

どのような経緯で傷が付くのか把握すれば、その後の対応をスムーズに進めることが可能です。適切な対応が取れるよう、まずはそれぞれの原因を理解しましょう。

駐車場での当て逃げやドアパンチ

よくあるケースは、駐車場での当て逃げやドアパンチです。

ショッピングモールやコンビニなどの駐車場に停めているときに他の車がぶつかり、そのまま立ち去るケースが当て逃げに該当します。加害者が名乗り出ない限り、犯人を絞り出すのが難しく、自己資金で修理しなければならない可能性もあります。

ドアパンチは、駐車場でドアを開けた際に隣の車に接触し、傷やへこみを付けてしまう事故です。不注意の他、強風で勢いよくドアが開いてしまい、傷を付けてしまったなどが原因のケースもあります。車の出入りが頻繁な駐車場では特定が難しく、解決に至らない場合もあります。

悪意のあるイタズラ

悪意のあるイタズラによって、傷が付いている可能性も考えられます。キーや硬貨などの尖ったもので引っかかれたり、意図的にへこみを付けられたりするのが代表例です。中には、塗料やスプレーなどで落書きをする愉快犯もいます。

また、車の近くで子どもが遊んでいるときに、誤って石やボール、おもちゃをぶつけてしまい傷が付くケースもあります。近くに駐輪場がある場合、自動車の一部が当たって傷が付いた可能性もあるでしょう。

当て逃げと同じく、証拠となる映像が確認できない場合、犯人を絞り出すのが難しい傾向にあります。

走行中の飛び石

走行中に飛び石が当たって傷が付いた可能性もあります。飛び石は、走行中にタイヤが小石をはじいて車体に当たることを指し、高速道路や砂利道を走っているときに起こりやすい現象です。

車のボディは頑丈な作りでできていますが、表面はデリケートのため、飛び石が当たると小さな傷や塗装のはがれが生じることがあります。

乗車時は特に目立つ傷がなかったにもかかわらず、走行後にボディやバンパーなどに傷が見つかった場合、飛び石が原因の可能性があります。飛び石による被害のリスクを完全に回避するのは難しく、悪路の走行を控えるなどの対策を取るしかありません。

車を傷つけられたときの対応手順を4ステップで解説

車を傷つけられたと判明したら、適切な手順で対応する必要があります。特に警察への連絡は、犯人を裏付ける証拠の入手や保険金の受け取りのために不可欠な手続きです。

手順を間違えると、思わぬトラブルが発生したり、金銭面で損をしてしまったりする可能性があるため、事前に対応方法を確認しておきましょう。

1. すぐに警察に連絡する

まずは警察に連絡し、被害届を提出しましょう。被害届を出さなければ捜査は行われず、防犯カメラの映像確認も警察の要請がないと基本的にできません。

警察発行の交通事故証明書がなければ、保険金を受け取れない可能性もあります。保険で修理代をカバーできる場合もあるため、小さい傷でも警察に連絡しましょう。

なお、意図的に人の車に傷を付けた場合、その犯人は刑法第261条の「器物損壊罪」に該当し、3年以下の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性があります。犯人の絞り出しと事実証明のためにも、身に覚えのない傷を見つけたら、警察に状況や考えられる原因を知らせましょう。

外部サイト
e-GOV法令検索

2. 防犯カメラの映像を確保する

警察に相談し、防犯カメラの映像に加害者が映っていないか確認してもらいましょう。防犯カメラの映像は、当て逃げやイタズラの犯人を特定するための重要な証拠になります。ただし、映像を個人で勝手に確認することはできません。警察を通じて映像を入手しましょう。

また、当て逃げではなく、その場に傷を付けた本人がいる場合でも、事実確認のために映像をしっかり確認することが大切です。防犯カメラの映像は一定期間が経過すると消去されるケースが多いため、できるだけ早めに警察と連携し、データを確保するようにしましょう。

3. ドライブレコーダーの映像を確認する

ドライブレコーダーの映像も忘れずに確認しましょう。ドライブレコーダーを設置している場合、当て逃げの瞬間や加害者の車両が映っている可能性があります。特に衝撃検知録画や動体検知録画機能があるものは、傷つけられたときの映像が残っている可能性が高いため、念入りに確認しましょう。

録画映像には、犯人の車種やナンバープレート、傷が付いた経緯などが映っていることがあるため、トラブル解決のための重要な証拠となります。証拠となる映像が記録されていれば、加害者の特徴や服装などをメモしておくと、捜査が円滑に進みやすくなります。

4. 保険会社へ連絡する

保険会社への連絡も行いましょう。傷の修理費は、犯人が特定できていないと請求が難しいこともありますが、保険の種類によっては適用される場合もあります。そのため、状況を詳しく説明し、補償の対象になるか確認することが大切です。

傷を付けた本人が目の前にいる場合、当事者同士で話を進めて解決した方が早いと思うかもしれません。しかし、当事者同士で話を進めると後になって主張が食い違い、スムーズに解決できない可能性があります。

警察だけでなく、保険会社にも連絡を入れることで、適切な手続きを踏んだ示談交渉が可能になります。

時間がたってから車を傷つけられたことに気付いたときの対応

車に傷を付けられても、その場では気付かず後になって見つかるケースがあります。このように時間が経過してしまった場合でも、適切な対応を取ることで解決できる可能性があります。

車の傷に後から気付いた場合の対応を把握し、適切な手順で原因を探れるようにしましょう。

原因を調査する

まずは、なぜ傷が付いたのかを特定するのが第一優先です。ドライブレコーダーや周辺の防犯カメラの映像を確認し、いつどこでどのように傷が付いたのかを明らかにしましょう。

ドライブレコーダーは自分ですぐに確認できるため、まずは思い当たる日時の映像を見返し、傷が付いた瞬間や不審な人物が映っていないか確認します。犯人の顔や車両のナンバーが映っていた場合は、日時や詳細をメモし、映像を削除せず保存しておきましょう。

また、防犯カメラの映像は基本的に管理者しか確認できないため、警察に事情を説明し、映像提供を依頼する必要があります。

警察へ連絡する

原因調査で有力な証拠が得られない場合でも、警察へ連絡しましょう。刑法第72条では、交通事故を起こした際、運転手は警察に事故した日時や場所、事故の規模などを報告しなければならないと明記されています。報告を怠ると報告義務違反に当たるため、後から傷つけられたと判明した場合でも、警察に連絡するようにしましょう。

また、保険金を受け取るには、警察署発行の交通事故証明書が必要です。証明書がなければ、適用条件に該当していても保険金を請求できない可能性があります。小さな傷でも、身に覚えがなければ警察に連絡しましょう。

外部サイト
e-GOV法令検索

車に傷を付けられたときの修理費用の目安

車に付いた傷は、いずれにせよ修理する必要があります。犯人が分かれば賠償請求が可能ですが、そうでない場合は保険を使うか、自己資金で修理しなければなりません。

修理にかかる費用は傷の大きさや場所によって異なるため、事前に相場を知っておく必要があります。ここでは、修理費用の目安や賠償請求、保険請求について解説します。

犯人が分かった場合は賠償請求を行う

警察の捜査や防犯カメラの映像などで、犯人が判明していれば相手側に賠償請求ができます。

ただし、場合によっては訴訟の前に相手方の自動車保険会社と示談交渉を行い、示談金を決めるケースもあります。示談金は過失割合などを加味して決定されますが、納得できない場合はさらに交渉を続けることも可能です。

なお、相手が任意保険に入っていないときは、直接交渉で話を進めます。しかし、意見の食い違いから裁判沙汰になる可能性があるため、直接交渉は避けた方が無難です。

修理費が高額なときは、弁護士に相談して交渉を代わりにしてもらう方法もあります。

自分の保険を利用する

車に傷を付けた犯人が分からない場合は、自身の保険を活用する選択肢もあります。保険を適用すれば、修理費の負担を軽減できる可能性があります。まずは契約書で適用条件を確認しましょう。

ただし、保険を使うと、等級が下がって保険料が高くなる可能性があります。そのため、自費での修理費用と保険料の増額分を比較し、どちらが安く済むのか慎重に判断しましょう。

また、エコノミー型保険では、当て逃げの補償は対象外となっている可能性があります。適用範囲が分からない方は、一度問い合わせて確認してみましょう。

自己負担で修理する

犯人が分からない、かつ加入している保険を使わない場合は、自己負担で修理を行います。かすり傷なら市販の修理キットなどで対応できますが、深い傷やへこみ、塗装のはがれの修理は専門的な技術を必要とする場合も多いため、業者に依頼すると良いでしょう。

修理費用は、傷の深さや場所によって異なります。以下は、費用相場をまとめたものです。

傷の箇所費用相場
サイドミラー数千円~3万円
バンパー1万5,000円~4万5,000万円
ボディ2万円~4万円

簡単な補修なら少額で済むケースが多いですが、部品交換が発生すると数万円以上かかる可能性があります。業者に見積もりを依頼し、どのくらいかかるのか確認しましょう。

まとめ

車に身に覚えのない傷があったら、まずは警察に事実を報告して状況を説明しましょう。ドライブレコーダーや防犯カメラの映像は、犯人の顔や車両が映っている可能性があるため、警察と連携しながら原因特定を進める必要があります。

深い傷を広範囲に付けられて修理するのが難しい場合は、廃車も検討しましょう。廃車王では、思い入れのある大切なお車を適正に査定し、高価買取でお客さまに利益を還元いたします。お気軽にお問い合わせください。