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車のへこみを自分で修理することは可能?専門業者の費用相場についても解説

車のへこみを直したくても「修理代が高く付きそう」「自分で直せないだろうか」と悩む方もいるのではないでしょうか。本来は業者に修理を依頼するのが望ましいですが、軽度のへこみであれば板金ハンマーや市販のキットで直せる可能性があります。

本記事では、車のへこみを自分で修理する4つの方法やDIY修理の注意点、業者による修理の費用相場を解説します。修理を依頼する際のポイントも解説しているため、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること

  • へこみは、板金ハンマーやドライヤー、市販の修理キットで直せる可能性がある
  • 自分で直せそうにない場合は、無理に作業せずプロに頼もう
  • へこんでいると分かったら、サビが発生する前に早く修理しよう

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車のへこみを自分で修理する方法

ガソリンスタンドに入っていく黒い車

事故や障害物との衝突でできた車のへこみは、本来なら業者に依頼して修理するのが一般的です。しかし、修復の範囲によっては費用が高額になる場合があるため、できれば自分で直したいと考える方も少なくありません。

ここでは、自分で実践できる車のへこみの修理の方法を4つ紹介します。間違ったやり方で直さないよう、正しい手順を理解しておきましょう。

ハンマーを活用して修理する方法

板金ハンマーを使えば、元に戻る可能性があります。板金ハンマーとは、鉄板やアルミニウム板などの金属を叩いて形を整えるための工具です。

具体的には、へこんでいる部分の裏側から板金ハンマーで叩いて形を元に戻していきます。しかし、この方法はへこみの裏側に十分なスペースがある場合に適しているのです。スペースが確保できない場合、ハンマーで叩けないため、別のやり方を試してみましょう。

また、へこんでいる場所によっては、シートなどの内装を取り外す必要があります。車の作りに詳しくない方は、元通りにするまでに時間と手間がかかるため避けた方がよいでしょう。

ドライヤーを使って修理する方法

ドライヤーの熱と冷却スプレーを利用して修復する方法です。

まずは、へこみに付着している汚れをクロスなどで拭き取りましょう。その後、ドライヤーの熱風を当てて十分に温めます。特にバンパーは樹脂製で、過度に熱を与えると表面が溶ける可能性があるため慎重に行いましょう。

しっかり温めたら、すぐに冷却スプレーを吹きかけて急激に冷やします。このサイクルを数回繰り返し、元に戻るか試してみるとよいでしょう。

ただし、へこみが内部まで達していると、自力で直すのが難しい可能性があります。業者への依頼も検討しましょう。

パテ塗りで修理する方法

へこみの他、塗装の剥がれが見られる場合に適しているのがパテ塗りでの修理です。

まずは、へこみ部分の汚れを拭き取ります。次に耐水サンドペーパーで磨き、塗料を取り除き、シリコンオフスプレーを吹きかけて表面の油分を除去しましょう。

続いて、上からパテを塗って乾かします。最後に耐水サンドペーパーで表面が均一になるように磨き、上からボディと同じ色の塗料を塗りましょう。

パテ塗りでの修理は、工程や使用塗料が異なると、車の見栄えが悪くなる可能性があります。自力で直せそうにない場合は、業者に修理を依頼しましょう。

修理キットを活用して修理する方法

市販の修理キットを活用するのも一つの方法です。ホームセンターやカー用品の専門店では「デントリペアキット」として販売されています。

キットには専用の工具が含まれており、説明書に従って適切な手順で作業を進めれば、元通りになる可能性があるでしょう。修理手順はキットによって異なりますが、代表的なのは吸盤でへこみを引っ張る方法です。キットは2,000~8,000円程度で購入できるため、業者に依頼するよりもコストを抑えられるでしょう。

ただし、内側から引っ張るタイプのキットは、十分なスペースがなければ工具を入れられず使用が難しい場合があります。

自分で車のへこみを修理するメリット・デメリット

車のへこみを自分で修理しようと考えている方は、作業を始める前にメリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう。

特にデメリットを把握せずに進めると、かえって状態を悪化させたり、別の箇所を傷つけて修理費用が高額になる可能性もあります。

適切な判断をするためにも、まずは自分で修理する際の利点と注意点を確認しておきましょう。

自分で車のへこみを修理するメリット

自分で直すメリットは、修理代を抑えられる点です。業者に依頼すると、へこみの大きさや状態によっては数万円かかる可能性があります。しかし、自力で直せば板金ハンマーやドライヤー、修理キットなどの道具代だけで済むかもしれません。

また、自分の都合に合わせて作業を進められるのも利点です。業者に依頼する場合、予約に手間がかかったり、数日間車を預けなければならなかったりします。車を頻繁に使う方は、どのタイミングで依頼するか悩むこともあるでしょう。

しかし、自分で修理すれば、車を使う予定に合わせて作業のタイミングを調整できます。待ち時間もないため、早くへこみを元に戻したい方や車を毎日使う方にも向いています。

自分で車のへこみを修理するデメリット

自分で修理を行うデメリットは、プロのようなクオリティの高い仕上がりが期待できない点です。へこみの修理には、専門的な技術や知識が必要になります。

例えば、パテ塗りで元の状態に戻す際は、適切な力加減で研磨したり、塗料を均一に塗ったりと高い技術が求められます。技術や知識がないままパテ塗りをすると、表面が均一にならず、塗りムラが生じる可能性があります。しかし、専門知識と高い技術を持ったプロなら、適切な道具で表面を美しく整えることが可能です。

また、手探りで作業を進めると、本来とは異なる手順になり、別の箇所に傷がつく可能性があります。間違った手順で修理した車は価値が低いと見なされ、売却時の査定額が下がる場合もあるため注意が必要です。

車のへこみ修理を業者に依頼する場合の費用相場

車のへこみをキレイに直すには専門的な機械や高い技術が必要なため、業者への依頼がおすすめです。特にへこみの範囲が広く深い場合は、自分で修理するのが難しくなります。

しかし、多くの方が気になっているのは、修理にかかる費用ではないでしょうか。費用は、へこみの大きさや場所によって異なります。以下の表は、修理箇所ごとの一般的な相場です。

へこみの箇所修理費用相場備考
サイドステップ2万円~3万円程度大きいへこみは、パーツ自体を交換した方が安い場合がある
ドア2万円~10万円程度ドア交換が必要な場合は10万円程度かかる可能性がある
側面2万円~6万円程度へこみがバンパーやフェンダーなど複数のパーツに及ぶ場合、4~6万円程度かかる可能性がある
天井3万円~7万円程度内張りの取り外しは、追加で費用がかかるケースが多い
トランク5万円~15万円程度トランクは複雑な構造でできているため、他の箇所より費用が高め
バンパー3万円~6万円以上バンパー交換や塗装作業が発生すると、6万円以上かかる可能性がある

業者に修理を依頼するメリットは、元の状態に近い美しい仕上がりが期待できる点です。プロは高い技術と専用の機材を使ってへこみや傷を修復します。自力で修理するのが難しいケースでも、信頼できる業者に相談すれば、適切な手順で修理してくれるでしょう。

また塗装を施す際は、車体の色に合わせてカラーを細かく調整してくれるため、違和感のない自然な仕上がりが期待できます。さらに、塗膜の剥がれで発生したサビの補修も対応可能なため、見た目だけでなく車の耐久性も維持できるでしょう。

ただし、修理費用はお手頃価格とはいえず、状況によっては数万円から十数万円程度かかる場合があります。修理では対応が難しく、ドアやバンパーなどの部品交換が必要になった場合は、さらに費用が高くなる傾向です。また、事故などで修理が保険適用となった場合、等級が下がって保険料が上がる場合があります。

業者ごとに費用やサービス内容が異なるため、相場を把握するためにも一度見積もりを依頼してみましょう。

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事故車を修理する際の費用はどのくらい?追突事故や衝突事故発生から修理までの流れを紹介

車のへこみ修理を業者に依頼するときのポイント

業者に修理を頼むメリットは、美しい仕上がりが期待できる点です。しかし、ポイントを確認せず依頼すると余計な費用がかかったり、満足のいく仕上がりにならなかったりする可能性があります。早めに修理した方がよい理由や依頼前の確認事項、保険適用の有無を把握し、適切価格で質の高い修理を受けられるようにしましょう。

早めに修理を依頼する

車のへこみは放置せず早めに修理しましょう。そのままにしておくと、車の見栄えが悪くなるだけでなく、サビが発生して車の寿命が短くなる可能性があるためです。

サビは、塗装の剥がれが原因で発生します。経年劣化でボディの内側まで広がる恐れがあるため、へこんだときの衝撃や摩擦で塗装が剥がれている場合は早めに対処しましょう。

また、サビが進行するとボディに穴が開く可能性があります。穴が開いた車は査定額が大きく下がる可能性があるため、将来的な価値を落とさないためにも早めの修理が必要です。

修理期間を確認しておく

業者にへこみ修理を依頼する際は、見積もり時に修理期間を確認しておきましょう。修理期間は、へこみが発生している箇所や程度によって異なります。

例えば、フロントバンパーのへこみ修理の一般的な日数は2日間程度です。ただし、へこみが広範囲で深い場合はバンパー自体を交換する作業が必要なため、数日間かかる可能性があります。バンパーに限らず、他の箇所でも大がかりな修理が必要な場合、返却までの期間が長引く傾向です。

修理期間は修復箇所やシーズンによって異なるため、見積もりの段階でしっかり確認しておきましょう。

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保険が適用されるか確認しておく

加入している自動車保険の適用条件を確認しましょう。適用条件にへこみ修理が対象となっている場合、保険金が受け取れて自己負担額を抑えられるかもしれません。

保険が下りるかどうかは、へこみがなぜ発生したのかによって判断基準が変わります。どのような基準で保険適用の有無が決まるのか、保険会社に問い合わせてみましょう。

ただし、保険で修理費用をカバーすると、等級が下がって保険料が高くなる可能性があります。費用が高額でない場合、自己負担でカバーした方が長い目で見たときにお得になるケースがあるため、どちらがよいか慎重に選択しましょう。

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まとめ

軽度のへこみなら、自分で元の状態に直せる可能性があります。しかし、範囲が広く深い場合は、自力で対応するとかえって別の箇所を傷つけるリスクが高まるかもしれません。自分で修理するのが難しいときは、早めに業者へ修理に出すことが大切です。

修理するのが難しい場合は、廃車も検討しましょう。廃車王では、事故や水没で故障した車両や自走不能となった車両、車検切れの車などの高価買取を行っています。廃車手続きやキャンセル手数料も無料で、スピーディーな買取を実現していますので、ぜひお気軽にお問い合せください。