車をぶつけられたら?正しい対応手順や事故車の扱いを紹介
事故車の基礎知識
もし車をぶつけられた場合、どのように対応すれば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。正しい手順で対応すれば、示談交渉をスムーズに進めたり、修理費用の負担を抑えたりできます。
本記事では、車をぶつけられた際にやるべきことや事故車の扱いを詳しく解説します。どこに連絡するのか、どういったポイントに注意して事故車を処理すべきかを解説しているため、事故後の対応に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
この記事で分かること
- 車をぶつけられた際にまず行うのは、けが人の救護
- どれだけ小さな事故でも、事実確認や示談交渉のために警察に連絡しなければならない
- 事故車や廃車でも高く買い取ってくれる業者はある
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車をぶつけられた際の対応手順

車をぶつけられたときは、適切な手順でけが人を救護し、警察や救急車、原因追及のための証拠収集を進めなければなりません。ぶつけた側が全て対処するのではなく、ぶつけられた側も正しい対応手順を知ることでスムーズに示談や現場検証が進みます。
ここでは、ぶつけられたときにどう対処すべきか順番に解説します。
けが人を救護する
まずは、けが人の保護が第一優先です。自分だけでなく、同乗者やぶつけた相手、歩行者など、周りを見渡してけが人がいないか確認しましょう。
けが人がいる場合は安全な場所に移動し、必要に応じて救急車(119番)を呼びます。けがで動けない人や呼びかけに反応しない人がいたら、無理に動かさず救急隊の指示に従いましょう。
けが人の保護は、道路交通法第27条によって運転者・同乗者共に義務付けられています。「ぶつけた方が救護するべき」と思わず、できる範囲で救護に当たる必要があります。まずは落ち着いて周囲を見渡し、けが人がいないか確認しましょう。
外部サイト二次災害を防止する
けが人を救護できたら、二次災害防止のためにハザードランプを点灯させましょう。ハザードランプを点灯させないと、後続車が事故車やけが人に気付かずさらなる事故が発生する可能性があります。そのため、ランプの点滅で周囲の車に事故の存在を知らせて注意を促しましょう。必要に応じて、発煙筒や三角停止表示板を使うのも良い判断です。
また救急車が到着するまでの間は、車内ではなくできるだけ安全な場所へ移動しましょう。事故の衝撃で燃料漏れを起こしている場合、引火や爆発の恐れがあります。車から速やかに離れましょう。
警察へ連絡する
事故を起こしたら、すぐに警察(110番)に連絡しましょう。警察への事故の報告は、道路交通法第72条で義務付けられています。そのため、事故の規模が小さく、けが人がいない状態でも警察を呼びましょう。
また、警察への報告を怠ると、交通事故証明書がもらえず今後の示談がスムーズに進まない可能性があります。証明書があれば、ぶつけた相手から損害賠償金を受け取ったり、保険金を請求できたりと事故後の対応がスムーズになります。
相手から「この場で示談で良い」と持ちかけられたとしても、個人間で話を進めずに警察に報告しましょう。
外部サイトドライブレコーダーの映像を保存する
ドライブレコーダーの映像の保存も忘れず行いましょう。ドライブレコーダーには、事故当時の状況やぶつかった経緯などが記録されている可能性があります。映像があれば、事故の状況を正確に把握できます。相手の主張が事実と異なる場合は、客観的な証拠として活用できるでしょう。
中には時間が経つとデータが消えてしまうタイプもあるため、早めにSDカードを取り出しておきましょう。
また、ぶつけられた箇所をスマートフォンで撮影するのも重要な作業です。自分で撮影しておけば事故の状況がより詳しく把握でき、後の示談交渉や賠償請求がスムーズに進められます。
相手の情報を記録しておく
ぶつけた相手の情報を記録しておきましょう。相手の情報を正確に記録しておけば、後日連絡を拒否した場合に何らかの形で連絡が付く可能性が高まります。
記録すべき項目は、以下の通りです。
- 相手の名前
- 電話番号(連絡先)
- 車のナンバー
- 相手が加入している自動車保険・自賠責保険の情報
- 相手が務めている会社名・電話番号
- 相手の特徴(性別・髪色などの外見)
他にも事故に関わる情報があれば、プラスでメモします。事故後に相手が動揺していて話しかけてこない場合でも、自分から話しかけて必要な情報をしっかり記録しておきましょう。
保険会社へ連絡する
けが人の救助から相手の情報の記録まで一通りのステップを踏んだら、保険会社へ連絡しましょう。保険会社に事故の詳細を伝えることで、示談交渉や過失割合の話し合いが円滑に進められます。当事者同士で話を進めようとせず、保険会社を間に入れてやり取りしましょう。
過失割合にもよりますが、相手の保険を利用して通院費や修理費用を補償してもらえる可能性があります。経済的な負担を抑えるためにも、保険会社に事故の状況を伝えましょう。
また、車が自走不能となった際は、保険会社のロードサービスを利用すれば修理工場や安全な場所に移動してくれます。
気付かない間に車をぶつけられたときの対応手順
相手がその場にいる場合、先ほど紹介した手順で対処しますが、後からぶつけられたと気付いた際の対処法は把握できていない方も多いのではないでしょうか。後から気付いた場合でも、警察や保険会社に連絡すれば犯人が特定でき、賠償請求できる可能性があります。
以下で、気付かない間にぶつけられた際の対応手順を理解しましょう。
警察へ被害届を提出する
まずは、警察に事情を説明して被害届を提出します。当て逃げの場合、被害届を提出しなければ警察は捜査を行いません。ぶつけられてから時間が経過すると、犯人の特定が難しくなり解決できない可能性があるため、なるべく早めに警察に連絡しましょう。
また、警察へ連絡を入れないと、交通事故証明書が発行されません。証明書がなければ事故の事実が立証されず、保険金を受け取れない可能性があります。
ぶつけられた瞬間を見ていない場合でも、まずは警察に連絡を入れましょう。
防犯カメラの映像などを確認する
防犯カメラやドライブレコーダーに、ぶつけられたときの様子が映っていないか確認しましょう。犯人の特定につながる映像が確認できれば、相手に賠償請求ができる可能性が高まります。
時間が経つとデータが自動的に消去されるレコーダーもあるため、当て逃げの様子が映っていればすぐにSDカードから他の媒体に保存しましょう。駐車中の当て逃げの場合、周囲の車のドライブレコーダーにも映像が残っている場合があります。
また、商業施設や駐車場の防犯カメラに記録が残っている可能性もあります。警察を通じて、管理者に映像提供を依頼しましょう。
保険会社へ連絡する
すぐに車を修理したい場合、自分が加入している保険会社に連絡を入れましょう。
本来犯人が分かっていれば、相手に賠償請求ができます。しかし、当て逃げなどで犯人が特定できない場合、保険でぶつけられた箇所を修理するか、自己負担で修理費をカバーするしかありません。
その点、保険会社に連絡して保険金の請求を行えば、自己負担の金額を抑えられるメリットがあります。
ただし、保険を利用すると等級が下がり、翌年の保険料が上がる可能性があります。修理費が少額であれば、保険を使わずに自費で対応した方がトータルコストを抑えられるでしょう。
ぶつけられた車はどうする?
ぶつけられた車の行き先は、主に修理・買取査定・廃車の3つです。どれを選択するかは、車の損傷の程度や修理費用、修理後の保険料、車の価値などを総合的に見て判断する必要があります。
修理費が高額なら、買取査定を受けて売却するのも一つの方法です。
最適な選択ができるよう、ぶつけられた車の対処法を理解しましょう。
保険を使うかどうか考えて修理する
修理して損傷が直る場合や大切にしている車で手放したくない場合は、ディーラーや修理工場に依頼しましょう。保険会社が提携している業者は、代車手配や事故車の引き取りを無料で行ってくれる場合があります。
また、保険を利用するか、自費で修理するか慎重に判断する必要があります。前述したように、保険を使うと等級が下がり、翌年の保険料が高くなるためです。年間で支払う保険料より修理費用が安ければ、自己負担で支払った方が長い目で見てお得です。
過失割合によっては、相手に修理費を全額請求するのが難しい場合もあります。例えば、割合が「9対1」や「6対4」の場合、こちらにも一部責任があると判断されて自己負担が発生する可能性があります。保険会社と相談しながら、最適な方を選びましょう。
壊れていてもOK!まずは買取査定をしてみる
ぶつけられて損傷が出た車でも、買取査定で思わぬ値が付くケースがあります。
基本的に事故車と判断されるのは、車のフレームやルーフ、ピラーなどを修理した車です。バンパーやドア、ボンネットなどを修理しても事故車にならない傾向にあります。
自分の車が売れるかどうか知りたい方はまず買取査定に出してみると良いでしょう。特に事故車両の買取業者は、壊れた車でも高く買い取ってくれる可能性があります。
また、自分に過失がないにもかかわらず査定額が下がってしまった場合、日本自動車協会発行の「事故減価額証明書」を保険会社に提出するのも一つの方法です。証明書を提出すれば事故でどれほど車の価値が下がったかが明確になり、評価損分の金額を払ってくれる可能性があります。
修理も売るのも難しい場合は廃車にして手放す
修理も買い取りも難しいようであれば、廃車にして手放すのも一つの手です。損傷が激しい車は、買い取りに出しても価値が付かない可能性があります。
過失0で全損になった場合でも、保険は事故当時の車両の時価額が基準となります。例えば、修理費用が100万円でも事故当時の車の価値が50万円であれば、保険金は50万円までしか出ません。
また、損傷が大きい車は、修理しても別の箇所にトラブルが発生する可能性があります。そのため、修理も売却も難しいケースでは廃車を検討しましょう。
ただし、廃車を買い取ってくれる業者もあるため、一度査定に出してみるのもおすすめです。廃車王なら、廃車や事故車などの高価買取が可能です。引き取りや廃車手続きも原則無料のため、経済的な負担も軽減できます。
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まとめ
車をぶつけられたら、まずはけが人がいないか確認し、必要であれば救急車を呼びましょう。その後、警察に連絡し、現場検証や事実確認を行います。
また、ぶつけられた車は、修理・買い取り・廃車のいずれかで処理する必要があります。少しでもお得になる方法を選びたい場合は、廃車買取業者の利用がおすすめです。
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