1. 廃車買取りの廃車王
  2. 廃車王のお役立ち情報
  3. 事故車の基礎知識
  4. レッカー代の高額請求トラブルを防ぐには?事例や4つの対策を紹介

レッカー代の高額請求トラブルを防ぐには?事例や4つの対策を紹介

エンジンの不調により車が動かなくなったり事故の影響により公道での自走が難しくなったりした場合、レッカー車によるけん引や積載車などを利用した移動手段が選択肢となります。

一方でこのようなロードサービスを業者に依頼したところ、法外な料金を請求されるというトラブルが起こっているのも実情です。

そのため自走できなくなった車の移動を検討する際に、トラブルを未然に防ぐための注意点について詳しく知っておきたいという方もいるのではないでしょうか。この記事では、レッカー車などの手配で高額請求されないための対策方法をご紹介します。

レッカー代の高額請求トラブルに気を付けよう

レッカー代の高額請求トラブルに気を付けよう

走行中に事故や故障が発生した場合、個人で対応するのは難しいものです。ディーラー、修理業者、ロードサービスなどを利用して、解決を図るのが望ましいでしょう。

一方でロードサービスを利用した際に、事前に説明の無い高額請求の徴収や不適切な対応などがトラブル事例として挙げられることがあります。ここでは、ロードサービスの利用における主なトラブル事例をまとめました。

事前説明が無い費用を請求される

1つ目の事例は追加費用の請求です。自宅に駐車していた車が動かなかったため、民間のロードサービスを利用したケースとなります。基本料金のみが掲載れていたロードサービスを利用したところ、基本料金に加えてバッテリーテスター代の料金がかかることや状況が悪いケースとして5万円弱の請求額になる例を作業前に通達されました。

利用者が費用について承諾して作業を開始したものの、作業後に応急対応や祝日料金などの追加料金が加算されることを伝えられます。最終的に利用者は業者に対して6万5,000円を支払いました。

料金に関する説明が無いまま高額な費用を請求する

2つ目の事例は事前に説明が無かった費用の請求です。コンパーキングを利用中にバッテリーが上がってしまい、車が動かなくなったケースとなります。バッテリー上がりに関する基本料金が記載されたロードサービスを利用したところ、具体的な費用に関する説明は無いまま作業が始まりました。

バッテリー上がりは解消されたものの、最終的な費用として5万円が請求されます。利用者は納得がいかなかったものの、外出先ということもあり最終的に支払いに応じました。

高額なキャンセル料を請求する

3つ目の事例はキャンセル料に関するトラブルです。走行中に車が脱輪したため、インターネットで紹介されているロードサービスを利用したケースとなります。公式Webサイトに記載されている広告では、納得できなければキャンセル可能という記載がありました。

しかし、ロードサービスが提示した5万5,000円の作業料に対してキャンセルの旨を伝えたところ、キャンセル料として9,000円が徴収されたのです。最終的に利用者はキャンセル料の支払いに応じてから、別のロードサービスを利用しました。

料金に関する虚偽の説明をする

4つ目の事例は虚偽の説明によるトラブルです。使用中にタイヤがパンクしたため、損害保険会社のロードサービスに連絡します。しかし、すぐにつながらなかったため、インターネットで別のロードサービスに相談したケースです。

ロードサービスに自動車保険に加入していることを伝えたところ、保険金の適用内なので後から請求できるという回答を受け取ります。

作業後に総額で15万円を支払ってから損害保険会社に再度連絡を入れたところ、2万円までしか適用されないとの通達を受けました。

不適切な原因診断を受ける

5つ目の事例は不適切な診断です。外出先でエンジンがかからなくなったため、ロードサービスを利用したケースになります。到着したロードサービスにはガス欠の可能性を伝えたものの、業者はバッテリーのチェックをおすすめしました。利用者は業者の提案に応じたものの症状は改善せず、最終的に6万円の費用を支払います。

利用者の車の自動車保険にはロードサービスが付帯されていたため、保険会社を通して別のロードサービスを利用したところ、ガス欠が原因であったことが判明しました。

レッカーサービスを利用するときの相場はいくら?

レッカーサービスを利用するときの相場はいくら?

このようにさまざまなトラブル事例があることから、緊急時にインターネットで掲載されているロードサービスを利用する場合は特に慎重な検討が必要です。リーズナブルな価格を宣伝する業者を利用したものの、追加料金として高額な費用を請求するケースが考えられることを頭の片隅に置いておきましょう。

また、車を利用する機会がある場合は、万が一の事態に備えて普段からロードサービスの利用料金を把握しておくことがおすすめです。ここでは、JAF(日本自動車連盟)のロードサービスでの費用相場をご紹介します。

一般道路の場合

ロードサービスを利用する際にかかる費用の主な内訳は基本料金、作業料金、レッカー車でのけん引料金です。

業者によって空車回送にかかる費用や悪天候時での加算料金などが加わります。一般道路でJAFのロードサービスを利用した場合の費用は以下の通りです。

会員非会員
8時~20時20時~8時
基本料金無料 8,380円(税込)1万480円(税込)
作業料金作業内容によって異なる。一部の作業については30分以内無料作業内容によって異なる
けん引料金15キロまで無料、15キロ超過の場合は1キロごとに730円(税込)1キロごとに730円(税込)
部品代や燃料代など実費実費
(2023年10月時点の情報です)

高速道路の場合

高速道路で作業する場合、重大事故を防ぐための後方警戒が必要であり、一般道路よりも費用が高めに設定されています。高速道路でJAFのロードサービスを利用した場合の費用は以下の通りです。

会員非会員
8時~20時20時~8時
本線やバスストップなどで作業する場合の基本料金無料1万6,770円(税込)1万9,900円(税込)
サービスエリアやパーキングエリアで作業する場合の基本料金無料1万480円(税込)1万2,570円(税込)
作業料金作業内容によって異なる。一部の作業については30分以内無料作業内容によって異なる
けん引料金15キロまで無料、15キロ超過の場合は1キロごとに730円(税込)1キロごとに730円(税込)
部品代や燃料代など実費実費
(2023年10月時点の情報です)

レッカー車の手配で高額請求されないためにできる対策

レッカー車の手配で高額請求されないためにできる対策

ロードサービスでレッカー車を手配する場合、利用にかかる費用や自動車保険の適用に有無に関する確認が必要です。

レッカー車を利用する際には、作業料金に加えてけん引料金などがかかります。確認せずに作業を進めてしまうと、高額な費用の請求や予期しない事態へ発展する恐れがあるでしょう。ここでは、レッカー車の手配で高額請求されないための対策をご紹介します。

不具合や事故が発生した際には保険会社に連絡する

1つ目の対策は損害保険会社への連絡です。走行中に事故や故障などが発生すると、慌ててしまいやすいでしょう。冷静な判断が難しくなり、結果的に高額な費用を払うという事態に陥るかもしれません。

走行中にトラブルが発生した場合には、早めに損害保険会社に連絡します。最近ではロードサービスが付帯されている保険が多く、保険会社で手配してもらえるでしょう。連絡してもつながらない場合には、時間をおいてから再度かけ直すことがおすすめです。

関連記事
事故車の廃車方法とは?状況別の対処法や廃車時の流れを紹介

契約内容について確認する

2つ目の対策として基本料金や追加費用の確認があります。Webサイトに料金が記載していたり、電話でおおよその料金を提示されたりしても、その通りに進むとは限りません。ケースによっては追加費用が発生したり、パーツの購入が必要になったりする場合があります。

レッカーサービスを利用する際には、作業前に費用の詳細を尋ねておくのが重要です。現場まで来てもらう際には、前もってキャンセル料の有無について確かめておくことをおすすめします。

作業内容や請求金額に納得できないときは断る

3つ目の対策ははっきりとした態度です。作業前に費用を確認したものの、作業後に追加費用を求めるケースがあります。

請求金額に納得がいかないときは、その場で説明を求めることが重要です。業者が価格を下げた場合でも、後日納得した金額で支払うという意思表明をします。

保険会社に請求できると言われた場合でも、受けた説明を鵜呑みにすることは危険です。保険会社が補償できる金額には限度があり、全額の補償が受けられない可能性も考慮しておきましょう。

トラブルになった際には消費生活センターに相談する

5つ目の対策は消費生活センターの利用です。消費生活センターとは消費者と事業者間のトラブルの解決をサポートする機関で、地方公共団体によって運営されています。

業者に高額なレッカーサービス代を払ってしまった場合でも、早めに連絡すれば適切にサポートしてもらえるでしょう。

Webサイトに掲載されている金額とレッカーサービスの利用で実際に支払った金額が大きく異なる場合、クーリングオフ制度を利用できる可能性があります。

レッカーサービスを利用する際の注意点

レッカーサービスを利用する際の注意点

走行中に不具合が生じて走行不能に陥ったとき、レッカーサービスを手配すれば最寄りのディーラーや修理工場まで移送が可能です。最近では自動車保険に付帯されているケースもあり、トラブルが起きたときでも慌てずに利用できます。

一方でレッカーサービスには制限が設けられているため、利用の際には注意が必要です。ここでは、レッカーサービスを利用する際の注意点をご紹介します。

自動車保険を利用する際にはサービス内容を確かめておく

1つ目の注意点は、保険会社のレッカーサービスを利用する際の制限です。状況によってはレッカーサービスを断られたり、追加費用が発生したりするため、利用の際には事前の確認をおすすめします。

保険会社のレッカーサービスでは、契約した車のみ利用可能です。追突事故で他の車が動かなくなった場合や友人や家族の車が動かなくなった場合、レッカーサービスの利用を断られる可能性が考えられます。そのような場合は、他のレッカーサービスの利用を検討する必要があるでしょう。

レッカー車への同乗を断られる場合がある

2つ目の注意点はレッカー車への同乗です。一般的に自動車保険に付帯されているレッカーサービスの場合、運転手の同乗は想定されていません。

JAFは個人を対象にしたサービスであり、人数は限られるものの乗車は可能です。一方で自動車保険のロードサービスは特定の車を対象にしています。搬送時における事故や法律違犯のリスクがあるため、同条を依頼しても断られる可能性が高いでしょう。

同乗できないレッカーサービスを利用した際には、公共の交通機関、タクシー、友人や家族の車で追いかける必要があります。

自宅にある車についてはサービスの対象外になる可能性がある

3つ目の注意点は自宅駐車場での利用制限です。保険会社によっては、自宅駐車場でのレッカーサービスの利用を制限している場合があります。

特にタイヤが雪やぬかるみにはまるスタック状態での利用については、断られる可能性が高いでしょう。自宅駐車場で車の不具合が起きた場合、保険会社への相談をおすすめします。

動かなくなった車を長期間自宅に保管している方は、車検の有効期限に注意が必要です。車検が既に切れている場合、レッカー車を利用した移動ができません。

関連記事
古い車を捨てたい・処分したい時はどうする?お得に処分する方法をご紹介!

レッカー車や積載車で車を移動するときの手配方法

レッカー車や積載車で車を移動するときの手配方法

レッカーサービスを利用する際には、状況に合わせた依頼先の選定が重要です。主な依頼先として以下の3つがあります。

  • JAFなどのロードサービス
  • 自動車保険に付帯されたロードサービス
  • 廃車買取業者へ廃車引き取りの依頼

依頼先の特徴を前もって確かめておくと、万が一の事態でも落ち着いて対処できるでしょう。ここでは、それぞれの依頼先の概要についてご紹介します。

JAFなどのロードサービス

JAFでは会員制度を設けていますが、非会員でも利用は可能です。自動車保険のロードサービスとは異なり、レンタカー、友人の車、社用車など、さまざまな車のトラブルに対応しています。

レッカーサービスやロードサービスをお得に利用したい方には、JAFへの入会を検討すると良いでしょう。会員価格を設けており、基本料金や一定の距離までのレッカー車でのけん引を無料で提供しています。万が一のために備えておきたい方におすすめのロードサービスです。

関連記事
事故車でもディーラーで下取りしてもらえるの?高く売るための方法を紹介

自動車保険に付帯されたロードサービス

損害保険会社では、レッカー車によるけん引、宿泊費用サポート、帰宅サポートなどのサービスが付帯された自動車保険を提供しています。契約期間中に発生したトラブルに対応しており、万が一のときでも心強いサポートとして利用できるでしょう。

ロードサービスの内容は契約する損害保険会社によって異なります。契約内容によってはロードサービスが付帯されていない場合もあるでしょう。万が一のトラブルを避けるためにも、事前の確認をおすすめします。

廃車買取業者

ロードサービスは、走行中でのトラブルのサポートが目的です。事故や故障の現場から修理工場やディーラーへ搬送します。保管状態となった事故や故障で動かなくなった車を廃車する場合、廃車買取業者の利用がおすすめです。レッカー車や積載車を使用して解体工場まで移送します。

廃車買取業者では自宅駐車場や外出先など、指定した場所での引き取りが可能です。ただし、レッカーサービスにかかる費用は業者によって異なるため、事前の確認をおすすめします。

関連記事
廃車の引き取りとは?引き取りしてもらう方法の中で一番お得なのは?

搬送が必要な不動車を手放すなら廃車王にお任せ!

搬送が必要な不動車を手放すなら廃車王にお任せ!

搬送が必要な不動車の処分なら、廃車買取業者の利用がおすすめです。自走できない車の搬送を依頼することもでき、処分に悩む車の解体や廃車手続きを依頼することが可能です。

廃車買取業者をお探しの方は、ぜひ全国で利用可能な廃車王にご相談ください。ここでは、廃車王の2つの魅力についてまとめました。

不動車の引き取りも原則無料で対応

廃車王では車の引き取りにかかる手数料が原則無料です。不動車、車検切れの車、水没車など、さまざまな車の引き取りに対応しています。電話1本で引取先の指定ができ、自宅の駐車場をはじめとするさまざまな場所での引き取りを行うことが可能です。

また、廃車王では廃車手続きにかかる費用についても無料で対応しており、税金や自賠責保険の還付の対象になっている車については、還付金の受け取りも可能です。

無料査定で高価買取を目指してみよう

無料査定は持ち込み以外も利用でき、WebLINE・電話などの複数の手段に対応しています。ご相談いただいた後のキャンセル手数料も無料なので、お気軽にご相談いただくことが可能です。

Webによる査定については24時間の対応になっており、必要事項を入力すれば約20秒で申し込みできます。LINEによる査定は4つのステップで依頼が可能です。お友達追加後に車種や年式などの必要情報を送れば、簡単に申し込めます。

電話による査定の受付時間は午前9~午後10時です。年中無休で対応しており、いつでも気軽に相談できます。

廃車王ならどんな車も
0円以上の高価買取!

廃車王では買い取りした自動車をロスなくパーツ・部品・金属資源に換え、利益を得ているため、お客様に大幅還元致します。

さらに廃車王なら、
嬉しい3つの無料があります。

  • 面倒な廃車手続きをすべて無料で代行
  • 車の引き取りにかかる費用も原則無料
  • キャンセル手数料も無料
最短20秒!キャンセル無料!
WEB無料査定を申し込む

まとめ

レッカー代の高額請求トラブルを防ぐには?事例や4つの対策を紹介のまとめ

レッカー代の高額請求のトラブルを防ぐための方法は、作業前の価格の確認です。ロードサービスを利用する際には、キャンセル料についても尋ねておきましょう。

加えて、JAFのロードサービスや自動車保険に付帯されたロードサービスなどを活用すれば、心強いサポートを受けながらカーライフを送れます。

動かなくなった車を処分する際は、ぜひ無料査定や原則無料の引き取りサービスを提供している廃車王へご相談ください。

廃車王ならどんな車も
0円以上の高価買取!

廃車王では買い取りした自動車をロスなくパーツ・部品・金属資源に換え、利益を得ているため、お客様に大幅還元致します。

さらに廃車王なら、
嬉しい3つの無料があります。

  • 面倒な廃車手続きをすべて無料で代行
  • 車の引き取りにかかる費用も原則無料
  • キャンセル手数料も無料
最短20秒!キャンセル無料!
WEB無料査定を申し込む