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車のエアコンが効かない原因とは?対処方法と修理費用について

車のエアコンが効かない原因とは、フィルターの詰まりやエアコンガスの漏れ、コンプレッサーの故障が考えられます。

車のエアコンが効かないことは、暑い夏でも寒い冬でも厳しいものですよね。

そこで今回は、車のエアコンが効かない原因や対処方法などについてご紹介していきたいと思います。

 

まずは故障か確認を!車のエアコンが効かない場合の応急処置

車のエアコンが効かない場合、まずは下記の方法で故障しているかどうかを確認してみましょう。

 

内気循環にして最大風量にする

車のエアコンが効かない時は、内気循環にセットして風量を最大にまで上げてみましょう。

内気循環とは、車内の空気を循環させる空調モードのことで、反対に外気を車内に取り込む外気循環というモードもあります。

しばらくしてエアコンが効いてくれば問題ありませんが、しばらく待ってみても効いてこなければ、エアコンが故障している可能性があります。

 

エアコンフィルターを掃除・交換

エアコンフィルターの交換時期は、使用期間1年もしくは走行距離1万㎞に達したときが目安だとされており、車のエアコンが効かない場合はフィルターにホコリなどが詰まっていることが考えられます。

エアコンフィルターの掃除や交換は、ディーラーやガソリンスタンドなどの業者に依頼することができますが、自分で行うことも可能です。

 

車のエアコンが効かない原因・修理費用


上記の応急処置を行っても車のエアコンが効かない場合は、下記のような原因が考えられます。

 

エアコンガスの漏れ・不足

車のエアコンを冷やすための燃料であるエアコンガスが漏れていたり不足している場合、エアコンが効かない状態となってしまいます。

エアコンガスの漏れや不足を確認するには、アイドリング状態にして風量を最大にし、ボンネットの中のエアコンコンプレッサーにあるサイトグラスを見てみましょう。

その際、泡があまり出ていなければエアコンガスの量は適量だと言えますが、勢いよく白い泡が出てくる場合には、エアコンガスの不足が考えられます。

エアコンガスを補充するには専門的な知識が必要ですので、ディーラーや修理工場などに依頼しましょう。

その際、ガスを補充するのみであれば約3,000円~5,000円、ガス漏れの修理を行うと約2万円~3万円の費用がかかります。

 

コンプレッサーの故障

車のエアコンが効かない場合、コンプレッサーに不具合がある可能性があります。

コンプレッサーに不具合があると冷房が効かなくなるのが特徴で、コンプレッサーが動かなくなってしまう一番の原因はエアコンガスの不足です。ですので、エアコンガスを不足していないにもかかわらずコンプレッサーが動かない場合は、コンプレッサー自体の故障が考えられるのです。

コンプレッサーが故障している場合は交換する必要があり、その際にかかる費用は、約5万円~20万円が相場だとされています。

 

古い車のエアコンの故障なら廃車の検討も

車のエアコンが故障してしまうと、その内容によって修理費用が高額になる場合もあるため、古い車の場合は廃車も検討してみましょう。

特に、新車登録から13年を超えると税金の負担が多くなったり、経年劣化によって部品の交換や修理にかかる費用が増えてきてしまうのです。

そんな時は、廃車買取業者に相談してみましょう。廃車買取業者では、故障している古い車でも買取してくれるため、売却代金を新車購入費用の一部に充てることも可能です。

エアコンの修理費用が高額になるため廃車を検討する際は、ぜひ廃車買取業者にご相談ください。

 

まとめ


今回は、車のエアコンが効かない原因や対処方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
車のエアコンが効かないと、夏でも冬でも厳しいものですが、特に夏は熱中症の危険もあります。エアコンのトラブルを未然に防ぐためにも、フィルターやエアコンガスなどを定期的に点検することをおすすめします。