廃車買取はあやしい？高価買取ができる適切な業者を選ぶために知っておきたい3つのポイント
廃車の基礎知識
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車を処分する際の方法のひとつに、廃車買取業者を利用するという選択肢があります。廃車の買取だけでなく手続きの代行にも対応しているため、使用済みの車が手放しやすい方法です。
一方で、故障車や事故車も積極的に買取しているため、店舗側がお金を支払ってごみ同然の廃車を集めていることにあやしさを感じる方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、車を処分する際に確かめておきたいポイントについてご紹介します。
目次
無料で引き取る廃車買取業者はあやしい？
廃車買取業者はなぜお金を支払って廃車を集めているのでしょうか。日本では粗大ごみの処分に費用がかかるように車にも処分費用が発生するため、「無料で廃車を引き取ります」と言われるとあやしさを感じるのも不思議ではありません。
しかし一般的な廃車買取業者はあやしい取引を行っているわけではなく、廃車を商品化するために買取を行っています。廃車を買取する目的は、主に次の3つです。
廃棄物を資源として再利用している
車の製造ではさまざまな素材が使われていますが、素材の多くは資源としての再利用が可能です。車の製造にはスチール、アルミニウム、銅などの金属が使われており、廃車の場合であっても素材としての価値があります。
近年では金属資源の需要が高まっているため、廃車から取り出された金属も大切な資源です。廃車から取り出されるガラスやゴムについても、適切に処理されると新たな製品として利用できます。
廃車の多くが買取できる大きな理由は、ごみ同然の廃車であっても最終的に素材としての価値を生み出せることです。
中古パーツとして再販売している
車の解体時に使用できるパーツが残っている場合は再利用が可能となり、使用可能なパーツについては中古パーツやリビルト品として再販売が行われます。車を修理する際に中古部品を使用するなど、需要が増えていることから使えるパーツは商品化が可能です。
中古パーツは新品のパーツよりも安い価格で手に入るケースや、新品よりも早く修理できるケースなどのメリットがあります。また、資源の有効活用によって、地球環境の保護に貢献できる点も特徴です。
海外へ中古車として販売している
廃車と呼んでも状態は個体ごとに異なり、自走できない車両だけでなく走行が可能な車両が役目を終える際に利用されることもあります。年式が古く日本国内では廃車として扱われる車であっても、走行できる場合は海外の中古車市場で重宝されるケースがあります。
日本で車両として再販売される場合、修理費用や税金が高くなる13年の経過年数を迎えるタイミングで廃車を選択することもあるでしょう。海外では課税の仕組みが異なることや安く修理できる場合があり、車の状態が優れない場合であっても直しながら長く使われています。
廃車の買取時に起こったトラブルの例
廃車買取業者はあやしい業者ではありませんが、全ての業者で納得できる対応が受けられるとは限りません。無料対応の範囲や対応は店舗ごとに異なるため、認識の食い違いが生じた場合などは大きなトラブルに発展してしまう可能性もあるでしょう。
ここでは、廃車買取業者の利用時に注意したいトラブル事例を5つご紹介します。
引渡し当日に見積もりが減額される
1つ目のトラブル事例は、廃車の引き取り当日における買取価格の減額です。廃車買取業者を利用する場合、電話やWebなどで見積もりを依頼します。見積もり時に高い買取価格の提示を受けて利用を決断したはずが、引き取りの際には大幅に安い金額が提示されてしまったケースです。
査定から引き上げ当日までの間に事故が起こり車の状態が大きく変化したなど、買取価格が下がった理由が納得できる内容であれば大きな問題にはなりにくいでしょう。減額が行われた際は理由を確認が大切ですが、車の状態が大きく変化したときは廃車買取業者へ連絡し、再査定を受けるなどの相談をすると良いでしょう。
さまざまな手数料を徴収する
2つ目のトラブル事例として、手数料の徴収を理由に買取価格が減額されるケースがあります。車を処分する際にはさまざまな費用がかかりますが、全てが無料対応とは限りません。
例えば高い買取価格を提示した後に高額な手数料を請求して相殺しようとするなど、最終的に受け取ったお金が想像よりも安くなることが考えられます。
また、動かない車を処分する場合、レッカー車や積載車による移動が必要です。依頼時の状況によってかかる金額は変動することから、事前にどのくらいの費用がかかるのかを確認しておくと想像と大きく食い違うようなことは避けられるでしょう。
契約するまで引き下がらない
3つ目のトラブル事例は出張査定における対応です。査定内容に納得できず車の売却を拒否したときに、業者が帰らず契約するまで居座り続けるケースがあります。
出張査定は車を動かさずに査定が受けられる便利な手段ですが、断っても契約するまで帰らない悪徳業者だった場合は査定の終わりが見えずに困ってしまうかもしれません。
対応に不安がある方は家族や友人と一緒に立ち会うなど、困ったときに向けた対策を行っておくと良いでしょう。
手続きが終了しても入金されない
4つ目のトラブル事例は契約締結後の対応です。書類上では廃車手続きが終了しているにも関わらず、買取額が入金されないというケースがあります。廃車手続きを進める際、売主と廃車買取業者で入金日を決めるのが一般的です。
しかし、廃車買取業者の中には、入金日を提示しておきながら当日になって延期の連絡を入れる事例があります。悪質な廃車買取業者の場合、査定額を入金せずにそのまま倒産するようなケースも考えられるため注意が必要でしょう。
還付金が返ってこない
5つ目の事例は還付金の返還拒否です。日本では車検制度を設けており、検査時には有効期限分の自動車重量税や自賠責保険料を先払いする必要があります。車検の有効期限が残っている車を廃車する場合、残り期間によっては既に納めていた自動車重量税や自賠責保険を受け取ることが可能です。
同じように、毎年4月に納める自動車税（種別割）も、廃車時に月割りで返還されます（軽自動車の場合、軽自動車税の還付はありません）。このような還付金は別途で受け取れるケースや査定額の内訳に含まれているケースがありますが、悪質な廃車買取業者の場合は税金や保険料の返還の説明をせずに回収される可能性もあるでしょう。
関連記事スムーズな廃車を目指す！後からの請求に備える方法
スムーズな廃車を目指すには、信頼の置ける廃車買取業者の利用がおすすめです。一方で廃車する機会は頻繁に訪れないため、優良や悪徳といった業者の見分けが付きにくいかもしれません。
自分のケースに合った廃車買取業者を利用するためには、査定前にある程度の情報を確認して依頼先を選定することが大切です。ここでは、スムーズな廃車を目指すための5つのポイントについてご紹介します。
0円以上の買取が可能であるのかを確認する
1つ目のポイントは買取価格の確認です。廃車買取業者の対応は店舗ごとに異なり、廃車の買取と無料対応と表現していても廃車手続きや解体費用などの全てが無料対応とは限りません。
買取価格が相殺されて出費が発生する可能性もあるため、自分の状況を詳しく伝えた上でどのようなコストがかかるのかを契約前に確認しておくことが大切です。詳しく確認した上で0円以上の買取が可能であれば、費用を手出しすることなく廃車を手放せることでしょう。
関連記事レッカー車や積載車を利用する場合の費用を確認する
2つ目のポイントは、レッカー車や積載車の費用の確認です。事故車や故障車、バッテリー切れの車や車検切れの車を売却する際など、車の移動を廃車買取業者へ依頼する場合はレッカー車や積載車を利用する可能性があります。
車の移動にかかる費用は距離や状況によって異なるため、どのくらいの利用料金で依頼できるのかを尋ねておくと良いでしょう。ある程度の距離や状況への対応を無料で提供している業者なら、廃車における出費を抑えることが可能です。
査定額の変動の有無を確認する
3つ目のポイントは査定額の変動の確認です。持ち込み査定のようにその場で査定を受けて受け渡す方法もありますが、Webやで電話で査定の依頼する場合は査定日と車の引き取り日が異なる可能性が高いでしょう。
査定日と引き取り日が異なる場合、市場の変動や車のコンディションなどの影響により査定額に変動が生じる場合があります。このような影響による査定額の変動の有無は業者ごとに対応が異なるため、引渡し時のトラブルを防ぐためにも前もって確認しておくと良いでしょう。
無料の対象となる内容を確認する
4つ目のポイントは無料の対象になっているサービスの確認です。無料の対象は、廃車買取業者によって異なります。無料という宣伝や広告を掲載している業者でも、記載されている項目以外は有料対応の可能性があるでしょう。
例えば車両の解体自体は無料で提供していても、書類の手続きについては別途費用が徴収される可能性があります。このような費用は買取後の受け取り金額にも影響するため、後々のトラブルを防ぐためにも前もって確認しておきましょう。
キャンセル料の有無を確認する
5つ目のポイントはキャンセル料の確認です。廃車買取業者の中には、キャンセル料を徴収するケースがあります。査定時と引渡し時で状況が変化した場合など、依頼後に廃車を断りたいと思う場合があるかもしれません。
キャンセル料について契約書に記載されている場合がありますが、もしもに備えて査定前に尋ねておくとトラブルが防ぎやすくなるでしょう。また、高額なキャンセル料を提示された場合は消費生活センターへ早めに相談することが大切です。
あやしい廃車買取業者に引っかからないためにできる依頼先の選び方
廃車買取業者に限らずどのような業者であっても、あやしい悪徳業者に出会う可能性は否定しきれません。取引が始まってから後悔しないためにも、事前にできる対策でトラブルを回避することが大切です。
そこで、あやしい廃車買取業者に引っかからないためにできる依頼先の選び方を3つご紹介します。
還付金についての案内がある業者を選ぶ
査定時に還付金に関する説明が行われないまま手続きを進めた場合、本来であれば受け取れるはずであったお金が返却されずに損をしてしまう可能性があります。
廃車買取業者の中には、税金や保険料の還付金を査定額に含めていたり、還付金を廃車手続きの手数料や解体費用で相殺したりするケースもあるでしょう。
状況によっては高額な還付金が戻る場合があるため、廃車買取業者を利用する際には説明の有無を確かめておくことがおすすめです。公式サイト上に記載がある場合や前もって説明を受けられる場合は業者選びの安心材料のひとつになるでしょう。
質問に対して丁寧に回答してもらえる業者を選ぶ
廃車買取業者を利用する際は、質問に対して丁寧に回答してもらえる業者をおすすめします。廃車買取を依頼する機会は少なく、さまざまな疑問や不安が生じるかもしれません。適切で分かりやすい回答が得られる業者であれば、気になる点をその都度解決しながら利用できるでしょう。
一方で、質問に対して適切な回答が得られない業者には注意が必要です。質問に対して不誠実な対応をする業者の場合、信頼性や透明性に問題があるかもしれません。依頼後のトラブルを防ぐためにも、真摯に向き合ってもらえる業者を選びましょう。
公式サイトの記載内容が明確な業者を選ぶ
信頼性の高い廃車買取業者を選定する際は、公式サイトのチェックも欠かせません。公式サイトには業者の代表者氏名、連絡先、所在地、問い合わせ先などの情報が記載されています。
廃車買取業者の基本情報を調べる際にこのような会社情報のページをチェックしておくと、実在する正規の業者であるのかを判断できるでしょう。
公式サイトには、買取サービスに関する情報も記載されています。無料で提供されている範囲やよくある質問も合わせてチェックしておくと、費用の心配をせずに手続きを進められるでしょう。
廃車買取のトラブルを回避する2つのポイント
廃車買取業者の利用時にトラブルを未然に防ぐためには、前述の対応状況の確認や依頼先選びに加え、依頼時に意識したいポイントが2つあります。
それは、やりとりに食い違いが起こらないようにするため、詳細が分かる見積書の作成と廃車手続きの終了の連絡を受けることです。
詳細が分かる見積書の作成を依頼する
どのような契約であっても口約束はリスクが伴うため、見積書を作成してもらうことがおすすめです。見積書があれば、車を売却した際の車両本体価格や手続きに費やされた費用などが分かるでしょう。
見積書を作成してもらう際、明確な金額や内訳を記載してもらうことがおすすめです。詳細が書かれた見積書を作成してもらえば、依頼後の内容変更を防ぐことができ、金額に関する疑問がある場合も取引前に解消できます。
廃車手続きの終了の連絡を受ける
廃車手続きが完了しないまま放置された場合、還付される税金や保険金の金額が減ったり、自動車税（種別割）の納税義務が発生したりする可能性があります。
そのため、車を受け渡した後に適切な手続きが行われ、廃車が完了しているのかを把握しておくことが大切です。業者へ廃車手続きを依頼する際は、手続き終了の連絡を希望しておくと良いでしょう。
関連記事車をスムーズに廃車したい方には廃車王がおすすめ！
廃車買取を提供している業者は全国にありますが、買取価格の設定やアフターフォローは業者によって異なるでしょう。廃車におけるトラブルを最小限に抑えるには、慎重な業者選びが大切です。
業者選びにお悩みの方は、ぜひ廃車王へご依頼ください。ここでは、廃車王を利用いただく魅力を2つご紹介します。
事業協同組合として経済産業大臣の認可を取得
廃車王は「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」が運営しており、自動車リサイクル業界では唯一となる事業協同組合として経済産業大臣の認可を受けています。ご依頼いただいた際は、全国150店舗ある加盟店からお近くの廃車王加盟店が対応を行います。
買取した廃車を自社で解体、リサイクルパーツや素材として販売することで利益化しているため、買取価格としてお客さまへの還元が可能です。廃車手続きや保険や税金の処理などを一貫してサポートするため、お気軽にご相談いただけます。
手間や時間のかかる廃車手続きを無料で代行
廃車王では、お客さまが気軽に廃車できるように廃車手続きの費用やキャンセル料を無料で提供しています。廃車の引き取りに関しても道幅が狭く積載車が入れない場合などを除き、原則無料で対応しておりますのでお気軽にご相談いただくことが可能です。
廃車王では持ち込み査定だけでなく、電話による引き取り場所の指定が可能です。査定方法も電話・Web・LINEなどの多彩な方法をご用意しているため、スキマ時間を活用してご相談ください。
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まとめ
廃車買取業者はあやしいというイメージを持っている方がいますが、信頼性に問題はありません。故障や不動車を0円以上で買取できるシステムを確立しており、車両のコンディションによっては高値での買取が可能です。
廃車王は経済産業大臣の認可を取得した事業協同組合として運営しており、廃車に関するノウハウを有しています。
公式Webサイトでは24時間利用できる無料のWeb査定を用意し、約20秒で申し込みできるため時間をかけずに車を手放したい方にもおすすめです。所有している車の廃車を検討している方は廃車王にお任せください。
