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名義変更できない車を廃車にするには?ケース別の対処法とは?名義変更できない車を廃車にするには?ケース別の対処法とは?

名義変更できない車を廃車にするには、所有者が家族や知人である場合は同意を得たり、ディーラーやローン会社である場合は残債を原則一括返済する必要があります。

そもそも廃車とは、車籍を一時的または永久に抹消するための手続きのことで、廃車手続きをせずに置いておくと、自動車税や重量税などの維持費がかかってしまいます。ですので、不要であるなら早めに廃車手続きするべきなのです。

そこで今回は、名義変更できない車を廃車にする方法などについてご紹介していきたいと思います。

 

所有者と使用者の名義が違うと廃車にできない

所有者と使用者の名義が異なっており、名義変更ができない場合は、使用者の自由で廃車にすることはできません。

所有者と使用者の名義が異なり、名義が変更できないという場合、以下の理由が多いようです。
・車の所有者が家族や知人
・車の所有者がディーラー・ローン会社
・車の所有者が亡くなっている
・車の所有者が行方不明

 

名義変更できない車を廃車にするには?

車の所有者が家族や知人

家族や知人から譲り受けた車、または個人売買による取引で購入した車である場合は、名義変更していなければ廃車の際に名義変更する必要があります。

家族や知人などが車の所有者である場合は廃車に同意してもらい、廃車(永久抹消登録)するために必要な下記の書類をそろえます。

・車検証
・所有者の印鑑登録証明書(発行から3か月以内)
・委任状(所有者の実印が押印されたもの)
・ナンバープレート(前後2枚)
・移動報告番号と解体報告記録日

車の所有者がディーラー・ローン会社

車を購入する際にローンを組んでいる場合、ローンを完済するまでは車の所有者はディーラーやローン会社であることがほとんどです。ローン完済後も名義変更していなければ、車の所有者はディーラーやローン会社のままになっています。

廃車にする時点でまだローンの残債がある場合は、原則として一括で返済する必要があります。

ただし、事故などでやむを得ない場合には、残債の支払いを分割にしてもらうことができるケースもありますので、車の所有者となっているディーラーやローン会社に相談してみましょう。

車の所有者が亡くなっている

車の所有者が亡くなっており、廃車にする場合には管轄の運輸局での相続手続きが必要となります。多くの場合は、相続権を持つ人の中から代表相続人を協議し、代表相続人が廃車の手続きを行うことになります。

 

車の所有者が行方不明

個人間での売買などで車の所有者の行方が分からない場合は、廃車の同意を得られませんので、手続きができなくなってしまいます。

そういったトラブルを防ぐために、車を譲渡・譲受する場合には速やかに名義変更することが大切です。

車の所有者が不明である場合には廃車手続きすることはできませんが、解体処理を行うことは可能です。廃車手続きを行って車籍を抹消するためには、警察署や地方自治体に相談してみることをおすすめします。

 

まとめ

今回は、名義変更できない車を廃車にする方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

不要な車を廃車にするには、廃車買取業者への依頼がおすすめです。廃車でお悩みの方は、ぜひ廃車王にご相談ください。