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車は何年乗るのが得なのか考えたことはありますか?

車は何年乗るのが得なのか意識したことはありますか?

古くなった車は維持費がかさんだり、燃費が悪かったり、税金が上乗せされたりと、デメリットも出てくるため、必ずしも長く乗り続けることが良いとは言い切れません。

車に何年乗るのが得なのか、買い替え時などの見極めポイントについてお話していきたいと思います。

 

新車で購入した車を買い換えるまでの平均年数とは?

日本自動車工業会による2017年度乗用車市場動向調査の結果を参考にすると、新車購入した車を買い換える時期の平均は「7.7年」となっているようです。

一般的な買い替え時の目安として「新車登録から10年程度」というものがありますが、これより少し早い7年弱になっているのは、中古車としての価値が一気に下がる「10年落ち」の状態になる前に手放そうという考えがあるのでしょう。

人気車種や希少な車種でない限りは、ある程度の下取り価格が期待できる10年以内に売りに出すのが良いのかもしれません。

 

中古車で購入した車を買い換えるまでの平均年数とは?

中古車の場合は、購入時点での使用年数・走行距離・状態によっても、その後どれくらい乗り続けることができるのかが変わってきます。

前項と同様、日本自動車工業会による2017年度乗用車市場動向調査の結果によれば、中古車で購入した車を買い換えるまでの平均年数は「5.7年」だと言われています。

年間の走行距離の平均は1万キロと言われているので、5年間使用した場合は5万キロ走ることになるでしょう。例えば、一般的に言われている走行距離の買い替えの目安「10万キロ」まで走るとしたら、購入時5万キロの中古車はもう5年(約5万キロと想定)走ることが可能だということが言えます。

 

車の買い替え時の見極めポイントとは?

車の買い替え時を考えるための見極めポイントはいくつか挙げられます。
これには部品の寿命に伴う修理・交換が発生することが大きく関係しています。
以下をご覧ください。

①走行距離=10万キロを目安にする

②新車登録後の経過年数=10年を目安にする

③車検が切れるタイミングで買い替えを検討する(3.5.7年目)

④ライフスタイルの変化に伴い適切な車に買い換える

⑤同車種のモデルチェンジに伴い買い換える
(旧モデルの価値は下がるor新モデルへの買い替えとセットで下取り価格UPの場合も)

⑥マイカーローンの返済が完了し自分のものになってから買い換える
(面倒な手続きが不要になる)

 

新車登録後の経過年数別に見た買い替えるタイミング

ここでは、初年度登録後の年数別に見た車の買い替え方についてご紹介します。

3年未満=何らかの事情で買い替えを検討するなら車の価値があるうちに

5年未満=国産車の「特別保証(基本性能に対する保証)」が切れてメンテナンスが自己負担になるタイミングでの買い替え

7年未満=10年落ちで価値が一気に下がる前に買い換える(最も多いのがこの時期)

10年未満=走行距離も増えてメンテナンス費用などもかさんでくる時期での買い替え

10年以上=10年以上で買い換えるべきタイミングは税金が上乗せされる13年(ディーゼル車の場合は11年)より前がおすすめ
※10年を超えて乗り続ける場合は故障などトラブルのリスクが上がることも受け入れる必要がある。

いかがでしたか?こうしてみると「車は何年乗るのが得?」という問いに対する答えは、一般的には7年目の車検が来る前の時期に買い換えるのが、ベターかな?という感じですね。もちろん、状況によって買い替えが必要な場合も出てくるので、その都度見極めることが大切です。また、車を買い替えた際には、自動車保険の車両入替手続きを忘れないようにしましょう。