エンジンの故障！廃車か修理かで悩んでいます

2025年2月28日廃車のQ&A

日産キューブ　H15年製　走行距離は11.6万キロのオートマ車に乗っています。帰宅途中に突然エンジンが止まり、動かなくなりました。

レッカーを呼んで、いつも車検をお願いしている整備工場に診断してもらうと、エンジンの電気系統がおかしくなっているようだということで、エンジンを乗せ換えるしかなく、70,000円ほどかかるとのことでした。

ちょうど来月車検で、合わせると10万以上はかかるため、廃車にして乗り換えるという選択肢も考えているのですが、祖父から「こういうのは修理して中古車で売った方がお金になる」と言われ、本当にそうなのか悩んでいます。

たしかに中古車のお店だと10万以上の金額で売っていたりしますが、修理して売った方が本当に得なのでしょうか？修理代の方が高くついて、損をする可能性の方が高いですか？

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まずは修理しない段階で下取り査定をしてもらいましょう

廃車か修理か買い換えか。それぞれにメリット・デメリットがあり、車の状態によっても様々ですので、どれが良い・悪いとは一概には言いにくいものです。

『修理してから中古車で下取りしてもらう』というのはあまりお勧めできません。ご質問者さんの危惧されているとおり、損をする可能性もあるからです。

このような場合には、エンジンが壊れている状態でいくらで買い取ってもらえるかを聞いてみることをお勧めします。下取りする業者は当然、修理してから販売しますので、市場価格と修理代を差し引いたシミュレーションを行ったうえで買取価格を提示してくれます。

修理しても売れないと判断された場合には、買い取りできないという結果になるでしょうから、まずは修理しない段階で下取り査定をしてもらいましょう。欲しい車があったり、そろそろ新しい車に乗り換えたいな、という意思があるのであれば、今がそのタイミングかもしれませんね。

H15年式ですと、13年経過車両ということになるでしょうか。13年経過車両については、重量税が割増しになってしまいますので、修理費用の他に維持費という観点からも13年目は買い換え検討の時期といえます。

下取り査定で金額がつかない時や、廃車にするしかないと言われた場合には、そのまま整備工場で廃車にするのではなく、一度『廃車買取業者』に査定してもらうと良いでしょう。

あまり聞きなれない業者かもしれませんが、廃車買取業者は名前の通り、廃車にするような不動車や事故車を買い取ってくれる業者です。整備工場や中古車買取業者ではお金のかかる廃車ですが、廃車買取業者なら、お金がもらえたり廃車手続きを無料で代行してくれたりします。

廃車の目安は『10年経過車、10万キロ走行車』と言われますが、必ずしもこれ以上は使用できない、ということではありません。
あくまでも目安と考えて、車の状況やライフスタイルと照らし合わせて、廃車か修理を検討されることをお勧めします。

廃車王編集部

廃車の高価買取サービスを提供する廃車王の編集部です。
廃車王では廃車や事故車を高値で売るためのノウハウや、廃車に関連する手続きなど知るとオトクな情報を幅広く掲載しており、皆さまの廃車に関する不安や悩みを長年培ったノウハウや知識で解消いたします。