結婚して苗字や住所が変わると車の処分の仕方は変わる？
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今乗っている車ですが、もう購入してから10年近く経ち、走行距離も10万kmを超え、不調や故障も多くなってきました。ブレーキで高い音がしたり、信号待ちで停止中にエンジンが止まるなど、少しずつ不調の箇所も増えてきたようです。
1年毎の点検の時に修理してもらいながら騙し騙し乗ってきましたが、流石にそろそろ買いかえ時かなと思い、新しい車を探すのと同時に、今の車の処分先を考え始めました。
そう思い立って気づいたのですが、昨年結婚して苗字が変わっているのに、車の名義等の変更はしていませんでした。住所も変わっていますが、車に関しては全て結婚前の情報のままです。今のままでも車の処分はできるのでしょうか。
住所や名前が変わったときは名義の変更を忘れずに!
ご質問者さんのように、ご結婚されても車の名義や住所変更をしていない、という方は意外と多いようです。車を下取りに出したり、廃車にしようとしたときに、車検証の情報を変えていないことに改めて気が付くという方も少なくありません。しかし、たとえ同一人物であっても、書類上で苗字が変わっていれば別人と判断されます。住所や名前が変わったときは車検証の情報を変更するよう法律で定められていますので、今後は必ず手続きをしておきましょう。
名義変更を忘れていても、いくつかの書類を用意すれば廃車手続きができます。
名義や住所を変更していないからと言って廃車にできないというわけではありません。通常の廃車手続きに加え、いくつかの書類を用意することで車を廃車にすることができます。
まずは本籍地の役所で戸籍の抄本または謄本を交付してもらいましょう。 ご質問者さんの場合は転居を伴っていますので、戸籍の附票を合わせて取り寄せてください。後は通常の廃車手続きと変わりません。
とはいえ、廃車手続きってどうすれば良いかご存知ですか？自分で廃車にするという経験がある方は少ないのではないでしょうか。大抵の場合、車を廃車にする前に中古車として下取りしてもらったり、下取りできないような車は、ディーラーや車屋さんに手数料を払って廃車にしてもらうことがほとんどです。廃車手続きをしたことがないのですから、どんな書類を用意して、どこに持っていけばいいのか分からなくて当然です。いろいろ調べて廃車手続きを自分で行うこともできますが、不要な車の解体は業者にお願いしなくてはなりません。
実は、その解体業者が廃車の買取業を行っていることが多いのです。廃車買取業者は不要な車を買い取って処分してくれる上に、廃車手続きを無料で代行してくれる業者もあります。廃車買取業者からご自身で用意しなくてはならない書類を教えてもらえますし、いちいち調べる手間もかかりません。このような便利なサービスは積極的に活用したいものですね。
