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廃車の際のコロナ対策や状況は?

廃車に関してのコロナ対策として、各手続きの期間を延長するという対策が取られています。

廃車の手続きの際の混雑を緩和し、新型コロナウイルスのクラスターが起きないように分散しようという考えです。

また、この状況を受けて廃車の業界にも影響が出てきているようです。昨年のコロナ対策や廃車の状況を振り返ってみます。

 

廃車に関わるコロナ対策

自動車の廃車などに係る窓口の混雑緩和対策

新型コロナウイルス感染症の感染を懸念して、クラスターが起きないようにすることが極めて重要だと言われています。

自動車の廃車は3月頃が混雑する時期です。

その混雑を緩和するために国土交通省は、2020年と同様に2021年も自動車の廃車などに係る窓口の混雑緩和対策を地方自治体に通知しました。
・永久抹消登録
・移転抹消登録と一時抹消登録を同時に行う場合
・移転登録及び輸出抹消仮登録を同時に行う場合
従来ではこれらは3月中に申請を完了させる必要がありましたが、各手続き開始時点から登録期間の15日以内までに引き延ばすことで申請者の集中を避けるという対策が取られていました。

しかし、3密とまではいかないにしても例年通り混雑していたようでした。

また、特例措置が施行されたため、4月に入っても混雑していたと見受けられます。

 

廃車の買い取りの状況

コロナウイルスの影響で自動車オークション会場での外国人バイヤーが激減し、世界的な不況見込みからか車両価格が大幅に下落しました。

そのため、海外需要向けに仕入れていた車の販売価格が落ち込み、まったく売れずに解体をするしかない車種もあったようです。

通常ならば7~8割は落札される会場でも現状では5割以下ということもあります。

さらに中古部品などの買い控え、景気低迷予想から鉄やアルミニウム、銅などのスクラップ相場が下がっています。

景気自体が低迷してしまうと車の買い控えにもつながり、廃車する台数も減少してくることが予想されます。

この先、事態がいつ収束するか分からないので、廃車を検討している方は早めに廃車に出した方がいいようです。

 

自粛要請の影響で営業はどうなっているか

廃車の引き取りや買い取りをコロナウイルスの影響で見合わせている業者はほとんどないようです。

運輸支局や登録窓口も業務が行われているので、廃車手続きも受け付けています。

また、運輸支局の登録についてはOSS(ワンストップサービス)というネットで手続きができるシステムもあるのでそちらを利用するといいでしょう。

 

この状況で利用者にいいことはある?

現在はこのような状況なので、中古車を購入するのであれば今は安く入手できる可能性があります。

また、販売店としても在庫を処分したいと思っているところもあると思うので以前から気になっていた車種を問い合わせてみるのもいいでしょう。

 

まとめ

経済面で多大な影響が出ていますが、廃車に関する業界においても新型コロナウイルスの影響は出ています。

収束がまだ見えなく、状況も日々変わっていきます。

このような状況なので、廃車を考えている方は早めに手続きをしたほうがいいでしょう。

廃車買取業者なら面倒な手続きも代行してくれます。

ぜひ一度相談してみることをおすすめします。