ディーラーが所有者の車を勝手に廃車してもいい?所有者が違う場合の廃車方法はコレ!
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ディーラーが所有者になっている車を廃車にできるでしょうか。気にしてない方も多い、自分の車の『所有者』や『使用者』。車を買い替える時や、廃車にする際には車の名義は重要です。
基本的にディーラーが所有者になっている車を廃車にすることはできないのです。この機会に、車の名義を確認しておきましょう。
車の『所有者』と『使用者』の違い
車の所有者と使用者の違いは、読んで字のごとく、車を所有している人と普段使っている人という意味です。所有者と使用者が違うというケースはいくつかあります。
車をローンで購入した場合
気軽に次々新しい車に乗り換えたいというユーザーニーズに応えるように、残価設定ローンが普及してきました。
残価設定ローンとは、購入してから3年~5年後の下取り価格を差し引いてローンを組み、3年~5年後に買い取るか下取りに出すかを検討できるプランで、月々の支払い金額が安価で済むため、若い人にも人気のプランです。
このように、車をローンで購入した場合の車の所有者はローン会社やディーラーとなり、使用者は購入した人となります。
所有者を自分名義に変更するためには、ローンを完済している必要があります。
社用車の場合
会社の車を社員が使用する場合、所有者は会社で使用者は社員というケースや、所有者はリース会社で使用者は会社など、購入方法や使用用途によって様々です。
使用者が未成年の場合
車の免許は18歳から取得できますので使用者は当然未成年でも可能ですが、普通自動車の所有者にはなれません。
親の名義やディーラー名義になっていることが多いようですが、親の同意書があれば所有者になることも可能です。
ただし、車を譲渡する場合にも親の同意書が必要になります。
所有者が違う場合の車の廃車
ディーラーに所有権のある車を使用者が廃車にできるでしょうか?
答えはNO、使用者の一存で廃車にすることはできません。
廃車手続きには所有者の印鑑証明が必要となります。
所有者が親や知人であれば特に問題なさそうですが、ディーラーやローン会社に所有権があるということは、ローンで車を購入しているケースがほとんどですので、まずはローンを完済しているかどうかが問題になります。
ローンを完済している場合には、所有権解除の手続きを行うことで、所有者を自分名義にすることができます。
所有権解除の案内をしてくれることもありますが、ほとんどの場合は自分から連絡を取らなくてはなりません。
完済していれば、所有権解除を拒まれることはなく、当然の手続きですので、安心して連絡してください。
基本的にはローン完済後の所有権解除ですので、もしローンがまだ残っている状態でどうしても廃車にしなくてはいけないという場合には、どうにかして返済してしまうか、双方の相談となります。
関連記事このように、所有者がディーラーの場合や、車検が切れている・車検証をなくした、所有者が亡くなっている、車を動かすことができない、など、廃車にしたいのにどうすればよいか分からないこともありますよね。
そんなときは、廃車王にご相談ください。
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