ディーラーの下取りや買取で0円査定を受けたときの対処法

新車への買い替え時に下取りを依頼すると、価格がつかなかったり、0円の査定を受けることがあります。大切に乗っていた車でも、0円査定になる理由を知りたいという方もいるのではないでしょうか。

下取りで0円の査定が提示された場合は、車買取業者や廃車買取業者の利用を検討することをおすすめします。ケースによっては、高額で買取してもらえることもあるでしょう。そこでこの記事では、ディーラーの下取りや買取で0円査定を受けたときの対処法についてご紹介します。

ディーラーで下取り0円！車に値段がつかないのはなぜ？

車の下取り価格が0円になる理由のひとつは、査定の基準となるデータを基にして査定を行っていることです。

データに掲載されていない古い車や状態の悪い車の場合、0円と判定されることがあります。車買取業者や廃車買取業者なら、車としての価値に加えて、部品としての価値も加味されるため、0円以上の買取が可能です。

下取りや買取で0円になる車の特徴

ディーラーでの下取りにおいて、査定額が0円になる理由はさまざまです。年式や走行距離など、経年劣化を理由に査定額が下がることもあります。

また、車両のコンディションが不調な場合、査定額が大幅に下がることもあるでしょう。事故車の下取りを依頼する際には、特に注意が必要です。ここでは、下取りや買取で0円になる車の特徴を4つご紹介します。

経年劣化が進んでいる

車の価値を判断する際、重要な指標となるのは年式です。使用の有無にかかわらず、車は年月が経過すると徐々に劣化が起こります。

車種によって異なりますが、1台の車の製造で使用するパーツは約3万です。雨風や太陽の紫外線などの影響を受けると、パーツが変形したりさびたりする可能性もあります。経年劣化が進むと、パーツの修理や交換などの費用がかかるでしょう。年式の古い車は経年劣化のリスクが高く、査定額が低く抑えられる傾向にあります。

例外として、希少価値の高い車や生産終了後でも人気の高い車は、年式が古い場合でも、価格が下がりにくいでしょう。

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過走行車に該当する

車の価値を判断する際、走行距離も分かりやすい指標のひとつです。同じ年式や車種でも、走行距離の多い車は査定額が下がる傾向にあります。過走行車と判断された場合、価格がつかないこともあるでしょう。

走行距離の判断基準は1年に1万kmです。例えば、使用年数10年で走行距離が20万kmを超える車の場合、走行距離の多い車として判断されるため、査定額も大幅に下がるでしょう。

近年の車はパーツの耐久性が向上しているため、10万kmを超えても使用可能な場合が多いです。ただし、走行距離が多くなると、さまざまなパーツの劣化が発生するため、適切なメンテナンスを施す必要があります。

エンジンがかからない

事故による損傷や経年劣化でエンジンがかからなくなった車の場合、0円の査定額を提示される可能性が高いでしょう。

ディーラーでは、下取りした車を中古車として再販売します。しかし、動かない車については、パーツの交換や修理が必要です。エンジンの載せ替えが必要な場合、高額な費用がかかることもあります。

動かない車を下取りしてもらう場合、ディーラーまでの移送が必要です。移送するにはレッカー車や積載車などを使用しなければならず、運搬費用が別途かかるかもしれません。エンジンのかからない車を下取りしてもらう際には、運搬費用についての確認が重要です。

事故歴や水没歴がある

中古車購入の際に、事故車が販売されているのを見たことがあるかもしれません。事故車とは、事故や故障などの理由により、フレームと呼ばれる骨格部分が損傷した車のことです。一般的な中古車と比較した場合、事故車は安く販売されている傾向にあります。

きれいに修復されている事故車を見かけることもありますが、耐久性が大幅に低下していることもあり、購入の際には注意が必要です。

ディーラーでは下取り後の不具合のリスクを避けるために、市場価格よりも安い下取り額で引き取る傾向にあります。豪雨や台風など影響を受けた車についても、同様の理由で下取り額が低く抑えられやすいでしょう。

下取りや買取で車の査定額が0円になったときにできること

ディーラーに0円の下取り額を提示された場合、ショックを受けるかもしれません。査定しても価格がつかないときは、そのまま手放す代わりに、別の方法を模索すると良いでしょう。

0円になったときの主な対処方法は、理由の確認とオンライン査定による買取価格のチェックです。ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。

0円になる理由を尋ねる

0円の査定額を提示されたときは、理由を尋ねておくと良いでしょう。年式の古い車や走行距離の多い車を下取りに出した場合、細かく調査されないまま査定額を提示されることがあります。

ディーラーでの下取りの場合、査定士が詳しい情報を持たないまま査定額を決定するかもしれません。0円の提示を受けた場合、0円になった経緯を尋ねておくと、提示された査定額が変わることもあります。

また、査定額に同意できないときは、再査定を申し込むと良いでしょう。1回目とは異なる査定額を提示してもらえるかもしれません。

オンライン査定で価値を調べる

最近では、多くの車買取業者や廃車買取業者でオンラインによる無料査定を実施しています。車に関する情報や査定依頼する申込者の情報を入力するだけで、買取価格をメールや折り返し電話で把握できるシステムです。自宅で査定の申し込みが可能なため、手間や時間がかかりません。

ディーラーで0円査定を提示された場合、オンラインによる査定で価値を確かめるのがおすすめです。注意点として、オンライン査定の価格は買取価格であり、ディーラーが提示する下取り価格とは異なります。

下取りで0円査定を受けた車も買取で手放せる

ディーラーで0円の査定額を提示された場合でも、買取を依頼した場合には価格がつくこともあります。走行に支障のある車でも、中古パーツや金属資源としての価値を見いだせれば買取は可能です。

また、日本国内では需要のない車でも、海外なら販路を見いだせるかもしれません。ここでは、下取りで0円査定を受けた車でも買取業者を利用できる理由についてご紹介します。

リサイクルパーツとして再利用できる

年式の古い車や事故で損傷した車には、価値がないと思えるかもしれません。しかし、車としての価値が見いだせない場合でも、製造で使用されたパーツについては価値を見いだせます。使用できるパーツを取り出すなら、中古パーツとしての販売が可能です。

車はエンジンをはじめ、バンパーやライトなど、さまざまなパーツで構成されています。エンジンが故障して動かなくなった車でも、他のパーツについては使えるかもしれません。希少車や生産終了した車の中古パーツについては、高値で取引される可能性もあります。

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資源として再活用できる

車には鉄やアルミニウムなどの金属が含まれており、貴重な資源としての再活用が可能です。解体業者や廃車買取業者では、走行不能になった車を引き取った後にスクラップした後、再利用できる金属類を取り出します。

近年は鉄の需要が高まっており、貴重な資源として高値で取引されることもあるでしょう。車の製造では多くの鉄を使用しており、0円以上の買取を期待できます。特に、海外や国内の販路を持っている業者なら、高価買取を期待できるでしょう。

中古車として海外へ輸出できる

日本国内では、10万kmを超える車や製造から10年以上が経過した車を販売するのはまれです。過走行車や低年式車の需要は低く、安い価格で販売しても買い手が見つからないこともあります。

一方で、海外では日本の中古車のニーズが高く、高値で取引されるケースもあるのです。車買取会社や廃車買取業者では、走行に支障のない車を海外へ輸出することもあります。処分を予定していた車に高額な査定額がついた場合、海外での販売を予定しているかもしれません。

ディーラーの下取りが0円だったときは買取を検討しよう

ディーラー以外での査定の依頼先として、車買取業者と廃車買取業者があります。車買取業者は、買取した車の再販売が主な業務です。一方で、廃車買取業者は、車全体ではなく、パーツや資源として価値を判断します。

所有している車を手放すときは、車の状態に合わせて買取先を選ぶと良いでしょう。ここでは、それぞれの業者の違いについて解説します。

車買取業者に相談する

コンディションの良好な車や年式の新しい車を手放す場合、車買取業者に尋ねてみるのも良いでしょう。車買取業者では、中古車市場に反映した買取価格を提示してもらえます。需要があると判断された場合、ディーラーでは価格がつかなかった車でも、買取してもらえるかもしれません。

現在では手に入りにくい車を手放すときは、車買取業者での買取査定がおすすめです。また、レアなボディカラーや限定生産で販売された車の場合、通常よりも高い金額で買取してもらえることもあります。

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廃車買取業者に相談する

走行不能になった車や低年式の車を手放す場合、廃車買取業者に相談すると良いでしょう。廃車買取業者では、動かなくなった車や走行に問題のある車でも積極的に買取しています。他の業者では価格がつかない車でも、0円以上で引き取ってもらえるかもしれません。

車の製造に使用されたパーツに高い価値がある場合、廃車買取業者のほうが高く買取してもらえるケースもあります。走行に支障のない車でも、尋ねておくのがおすすめです。

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下取り0円の車を手放すなら廃車王の無料買取査定へ！

0円査定となった車の買取は、廃車王へご相談ください。廃車をはじめ、事故車や水没車、不動車などの幅広い車両状態に対応しているため、下取り価格がつかない車の買取も可能です。ここでは、廃車王の2つの魅力について詳しく解説します。

3つの無料で廃車にかかる費用を軽減

廃車王では廃車手続きの代行費用の無料化に加え、車両の引き取り費用の原則無料や引き取り前のキャンセル料を無料で提供しており、廃車における費用の軽減が可能です。

自走できない車の引き渡しは積載車の用意が必要となりますが、廃車王では対応可能な場所であれば無料で積載車を手配しお引き取りに伺います。対応可能エリアについては道幅などの都合により対応できないケースもあるためご相談ください。

キャンセルについても廃車王加盟店に車を引き渡す前であればキャンセル手数料が発生しないため、お気軽に無料査定をお申し込みいただけます。

中間マージンのカットで高価買取を実現

廃車王は可能な限り中間マージンをカットすることで、高価買取を実現させました。廃車手続きを行う場合、お客さまから引き取った車の解体、書類による廃車手続きなどが必要です。

これらの工程を自社で対応することで、コストカットが可能となりました。廃車王では廃車をお金に変えるため、解体する車から中古パーツや金属といったリサイクル資源を取り出し、販売することで利益を生み出しているのが特徴です。

中間マージンがかからないことでより多くの利益を確保できるため、高価買取としてお客さまへ利益の還元を実現しています。廃車を手放したいときは、ぜひ廃車王へご相談ください。

0円の車買取についてよくある質問

所有していた車の査定を依頼する際、不安や疑問が生じることもあります。特にディーラーで0円の査定を提示された場合、別の選択肢について考える必要があるでしょう。ここでは、0円の車買取についてのよくある質問を3つほどご紹介します。

0円査定の提示を受けた場合の対応策は？

0円査定の提示を受けたときには、別の業者へ査定依頼するのがおすすめです。査定額は、査定士の判断によって変わることがあります。別の業者に依頼した場合、価格がつく可能性もあるでしょう。

また、車を手放すときは、複数の業者に査定を申し込むのがおすすめです。販売ルートを多く持っている業者に依頼した場合、買取額が上がりやすい傾向にあります。

走行不能な車でも0円以上の買取や下取りは可能？

走行不能な車でも、0円以上の買取や下取りは可能です。エンジンが不具合のある車や走行に大きな問題を抱えている車の場合、車としての価値は失われていると判断されるかもしれません。

一方で、車にはさまざまなパーツが使われており、一定の品質が保たれているなら、買取してもらえる可能性があります。業者によっては価格がつかないこともあるため、まずは査定を依頼した業者に尋ねてみましょう。

買取価格や下取り価格を上げるためのポイントは？

買取価格の最大化を狙うには、普段からのメンテナンスが欠かせません。定期的な洗車やオイル交換などを心掛けると良いでしょう。

へこみや傷のない状態を保っている車は、査定額が高くなる傾向にあります。ただし、既にへこみや傷がある場合、修理すれば査定額のアップを見込めますが、修理費用が買取額の増加分を上回るのは難しいでしょう。大きな修理は控え、簡単な補修に留めておくのが賢明です。

まとめ

ディーラーで0円の査定を受けた場合でも、車の潜在的な価値は残っている可能性があります。車買取業者や廃車買取業者に相談すると、価格がつきやすいでしょう。車の価値は、年式、走行距離、エンジンの状態などによって変わります。査定を依頼する業者によっても価格が異なるため、慎重に買取先の選定を行いましょう。

0円以上の買取を希望する方は、ぜひ廃車王の無料査定をご利用ください。廃車王では、自社で解体や書類手続きを行っており、中間マージンがかかりません。3つの無料を用意しており、お得に車を手放せます。