中古車5万キロ以上は買い?経過年数と走行距離の正しい関係とは?
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中古車を選ぶうえで、「走行距離」と「経過年数」は必ずチェックしておくべき大きな要素です。
走行距離の目安は「1年=1万キロ」で、5年なら5万キロとなります。こうした経過年数と走行距離のバランスについてと、5万キロ以上の中古車を購入する場合のメリットと注意点についてお伝えいたします。
5万キロ以上の中古車を購入する場合のメリットと注意点
走行距離5万キロを超えると、中古車価格が安くなるのが一番のメリットでしょう。
中古車市場での価格は、その車に対しての需要と供給のバランスにもよるので一概には言えませんが、新車価格の50~60%ほどで、状態の良い中古車が手に入る可能性が高いようです。
かつて車は10年・10万キロで乗り換えるものとされてきましたが、今の車は耐久性が向上しており5万キロの車でも問題なく走れます。
この5万キロというのは、2度目の車検前の「5年落ち」の頃で車を手放すタイミングとして多い時です。
一般的に、1年間の適切な走行距離は8,000~1万キロと言われています。5万キロの走行距離であれば5年落ちになる計算です。
5万キロの車は、安全な車両状態と安さのどちらも高いレベルにありますので、コスパの良い車といえます。
注意点として、やはり5年間使用されてきたことで、外観や内装に経過年数相応の傷や汚れがあることは覚悟しなければなりません。
また、シートの『へたり』なども出ている可能性もあります。
そして、大切なのがメンテナンス状況です。
「整備点検記録簿」などを見せてもらって、これまでのメンテナンス状況を確認することが必要です。メンテナンスされていれば、コンディションが保たれていると考えられますので、先々安心して乗ることができます。
経過年数と走行距離の正しいバランス
車の走行距離だけ、経過年数だけをチェックしても、良い中古車であるとは判断できません。経過年数と走行距離のバランスも考慮して、程度の良い車を選ぶようにしましょう。
経過年数に対して走行距離が少ない場合、お買い得に思えますが、そうとも限りません。経過年数に見合った距離を乗っているかが重要です。
1.走行距離5万キロ/10年落ちの場合
前のオーナーが近距離走行にしか使っていなかったような車に見られるケースです。年間の走行距離も3,000km~のように少ないです。
こういった車両の場合、エンジンが冷えている状態で走り始め、温まる前に目的地に到着してエンジンを止めるという使い方をされているものが多いです。それが後々のエンジントラブルや、エンジンが長持ちしない原因につながることもあります。
もしくは、長期に放っておかれた車かもしれません。走らせていない車は、動かし続けている場合よりも車体の劣化が進んでいることがあります。
2.走行距離5万キロ/2年落ちの場合
通勤や通学など運転する機会が多い、または1回の運転での移動距離が長距離に及ぶなど、かなりハードに使われていた車です。
高速道路や郊外の信号のないような道を長距離走った車であれば、あまりダメージはないかもしれません。
ですが、一般的には年式が新しいのに走行距離が長すぎる車は、短期間に酷使された可能性が高く、年数以上のダメージを受けている場合が多いといえます。
どのような使い方をされてきたかはわかりませんので、同じ走行距離なら、1年間の走行距離が8,000~1万キロになるバランスの取れた中古車を選んだほうが無難です。