1. 廃車買取りの廃車王
  2. 廃車王のお役立ち情報
  3. 廃車のQ&A
  4. 走行距離8万キロの中古車は、お得?

走行距離8万キロの中古車は、お得?

中古車を購入する時に気になるのは走行距離です。走行距離8万キロを超えた中古車でも、メンテナンスがしっかりされている中古車であれまだまだ乗れます。

走行距離8万キロでも安全な車を選ぶためのポイントを紹介いたします。

 

価格重視の中古車探しなら、8万キロはおすすめ

車の寿命は、以前は「10年・10万キロ」ともいわれてきましたが、車の性能や品質は年々良くなっているため、今では10万キロを超えていても、しっかりメンテナンスしていれば故障の心配なく安全に走行することができます。価格重視で中古車を探しているなら、8万キロはおすすめです。

中古車は、走行距離が5万キロを超えたあたりで価格が下がる傾向があります。状態によっては新車の半額以下になることもあります。

適切なメンテナンスが行われている車であれば、8万キロオーバーの車を選んでも問題ありません。

むしろ、8万キロ前後の中古車は寿命が近いと思われて、価格が下がっていることがメリットです。

実際は、まだしばらく活躍を見込める車である可能性が高いので、価格の安さを重視したい方にはおすすめです。

気になっている車種を見つけた場合は、購入を検討してみるとよいでしょう。

 

走行距離8万キロ超えの中古車を選ぶ時の注意点

走行距離が8万キロを超えていたとしても、メンテナンスがされていれば問題ないとお伝えいたしました。安心して購入できる8万キロ超えの中古車を判断するためには、主に2つのポイントを押さえるようにしましょう。

<確認するべき2つのポイント>
8万キロ以上の中古車は、かなり価格も安くなっていますが、「修復歴車のある事故車」だから安くなっている場合も考えられます。2つのポイントを事前に確認するようにしましょう。

1.「整備記録簿」があること
中古車の点検・整備等の情報が記載された「整備記録簿」があれば、それまでに事故による修復歴の有無がわかります。

修復歴ありというのは、「骨格部分に何らかの損傷が発生、または修復した跡がある」車であるという意味です。
記録簿があれば絶対に安心な車とは言い切れませんが、これまでの点検がすべて記録されている場合、ある程度安心して購入することができます。

2.パーツやオイルが交換してあること
8万キロもの距離を走行していますので、劣化しやすいオイル類やゴム・プラスチック製部品が適切に交換されているかが購入後の費用負担を大きく左右しますので、確認が必要です。具体的に、どのようなメンテナンスがされていれば安心できるか、ポイントをご紹介いたします。

◎タイミングベルトが交換されている
タイミングベルトは、エンジンの回転を同期させる重要な部品ですが、ベルトはゴム製のため10万キロを目安に交換が必要です。
8万キロ前後の走行距離で交換されていればより安心です。

※最近の車は、タイミングベルトではなくタイミングチェーンの採用が増加しています。

◎ブッシュ類(緩衝材)が交換されている
ブッシュ類とは、ゴム製の緩衝材を指し、車のサスペンションなどの関節部に用いられているゴムなどで作られた部品です。 こちらも10万キロ・もしくは10年を目安に交換が必要とされています。このブッシュ類も交換されていれば安心です。

◎エンジンのオイル交換が適切にされているか
エンジンオイルは、エンジンの調子を保つために必ず交換されておくべきものです。
劣化したエンジンオイルを使い続けた場合、燃費の悪化や加速力の低下といった悪影響が出るほか、エンジンの寿命そのものを縮めてしまうことにもなりかねません。最悪の場合、エンジンの故障の可能性も生まれてしまいます。